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JRの特急リストが完成

JRの特急リストが完成

 

目次

1:序文

2:JR北海道

3:JR東日本

4:JR東海、JR西日本

5:JR四国

6:JR九州

 

 

1:序文

当社では「List of local railways with less than 1,000 daily passengers」、「毎日客運量低於1000人次的地方鐵路列表」に続き、特急列車リストを英語と繁体中文で作成しました。

JR北海道からJR九州まで日本全国全ての特急列車を順番に紹介しています。

鉄道旅行の最大の楽しみは、車窓から様々な景色を眺めることでしょう。特に特急列車は停車駅の間隔が長いため、長時間連続して美しい景色を楽しむことができます。普通列車に多い窓を背にしたロングシートと異なり、特急列車は進行方向に向かって座る二人席やボックス席が多いので、よりリラックスした体勢で景色を満喫できるのです。

また、特急列車に多い二人席やボックス席であれば飲食も容易です。田舎の景色を眺めながら駅弁を食べ、日本酒(地酒)、日本産ワインやクラフトビールを飲める鉄道旅行は、レンタカーを運転しながらの旅では絶対に味わえない楽しみです。

特急列車の停車駅は田舎でも比較的大きな街であることが多いため、途中下車し、駅前の商店街を散歩するのも楽しいと思います。なお、前回紹介したように、当社では店舗数が多い商店街トップ30を英語と繁体中文で「TOP 30 Shotengai (shopping street) in Japan 最多店舖的30條商店街名單」として紹介しています。是非、参考にしてみてください。

鉄道旅行はサステナブルツーリズムの実践にもなります。2019年の国土交通省のデータでは、1人が1km移動する際のCO2排出量は自動車の130gに対し、航空機は98g(自動車の75%)、バスは57g(同44%)、鉄道は17g(同13%)です。

 

2:JR北海道

JR北海道の特急列車の特徴は運行距離が長いことです。広大な北海道ならではの絶景を長時間楽しむことができます。運行時間も長いため、朝食と昼食、もしくは昼食と夕食と駅弁を2食楽しむことができるかもしれません。また、冬の北海道は雪のため自動車での移動は危険です。より安全な特急列車で冬の北海道を楽しむことをお勧めします。

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3:JR東日本

JR東日本の特急列車の特徴はJR北海道同様に、運行距離が長いことです。例えば、東京駅と新青森駅の走行距離は約710kmにもなります。これは東京駅と新大阪駅の走行距離を約30%上回る距離です。JR東日本の運行地域である東北地方(宮城県など)や甲信越地方(長野県など)は、魅力的な自然に恵まれた地域です。是非、JR東日本の特急列車に乗り、素晴らしい場所を訪れてください。

 

4:JR東海、JR西日本

JR東海は東海道新幹線を中心とする営業であるため、特急の運行本数が他のJR各社よりも少ないです。従って、今回はJR東海とJR西日本を一緒に特集することにしました。

JR東海は東海道新幹線を中心事業とするため、旅客当たりの運送輸送キロ(2019年)が111.7kmと極めて長いことが特徴です。なおJR6社の平均は28.6kmとJR東海の三分の一以下です。

JR西日本はJR東日本に次ぐ総営業キロ数と長距離路線が多いという特徴があります。山陰・北陸地方の日本海側や瀬戸内海側など、海を見ながら走る特急列車が数多くあり、山だけでなく海の景色も満喫できることが特徴と言えるでしょう。

Kuroshio

 

5:JR四国

JR四国の特急列車を特集しました。

JR四国は総営業キロ853.7 kmと、5位のJR東海の1,982.0 kmの半分以下という鉄道路線しか持たないJR6社の中では最も小さな会社です。新幹線路線を運営していない唯一の会社でもあります。そのため、「鉄道ホビートレイン」という新幹線を模した列車を走らせているユニークな会社です。漫画家のやなせたかし氏が高知県で育ったため、その縁で「アンパンマン列車」も走っています。

四国には政令指定都市がなく、過疎化が進行する地域です。そのためJR四国の特急列車はほぼすべての路線が大自然の中を走るので、より彩り豊かな景色を楽しむことができます。是非、JR四国の特急列車を利用した旅で、四国ならではの景色を堪能し地域の特色や文化に触れて欲しいです。

 

6:JR九州

JR九州の特急列車の特徴はデザイン性の高さです。それはJR九州のデザイン顧問である水戸岡鋭治氏の存在が大きいと言えます。水戸岡氏は787系電車「つばめ」・883系電車「ソニック」・885系電車「かもめ」・九州新幹線800系・新800系電車「つばめ」「さくら」など、多くのJR九州の列車デザインを担当し、沢山の賞を受賞しました。

JR九州では「D&S(デザイン&ストーリー)列車」と名付けた全11種の特急や観光列車を九州各地で運行しています。これは、便利な移動手段としてだけでなく、列車そのものと各地域の個性ある景色を同時に楽しんで欲しいというコンセプトで、JR九州と水戸岡氏が工夫を凝らしたものです。沢山の方に乗車して頂き、其々の個性溢れるデザインと車窓からの景色を楽しみながら、九州各地で忘れがたい思い出を作って欲しいと願っています。

ひゅうが

 

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