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ベスト・ヴィーガン・レストラン100のリストが完成

ベスト・ヴィーガン・レストラン100のリストが完成

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目次

1:序文

2:ベジタリアン等の分類とベジタリアン等の世界人口推移

3:国・地域別ベジタリアン等比率

4:訪日ベジタリアン等旅行者数

5:海外旅行での飲食店選定

6:旅行先選定の基準

 

1:序文

当社では日本の「ベスト・ヴィーガン・レストラン100」のリストを作成しました。このリストはヴィーガン専門誌を含む複数のフードレビューサイトに掲載されているヴィーガンレストランを独自の分析手法で日本全国ベスト100店としてランキング化したものです。国内最大級のフードレビューサイトの食べログによると「ベジタリアンメニューあり」のレストランは日本全体で12,671店(全体の1.5%)しかありません。特に、厳格なヴィーガンレストランの数が少ない日本ではありますが、今回のリストが外国人旅行者の利便性向上に寄与することを願っています。

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2:ベジタリアン等の分類とベジタリアン等の世界人口推移

ベジタリアン等の分類はかなり細かく分かれています。赤身肉(牛肉、豚肉など)、白身肉(鶏肉など)、魚介類、乳製品、卵など全ての動物性食品を食べない完全菜食主義「ヴィーガン」から、赤身肉は食べないが、白身肉(鶏肉など)、魚介類、乳製品、卵などは食べるポロタリアン(Pollotarian)まで大きく差があります。

ベジタリアン等の背景は「宗教の信条」、「動物愛護」、「環境保護(畜産のための森林破壊などを防止)」、「健康維持・増進」などがあります。

観光庁の「飲食事業者等におけるベジタリアン・ヴィーガン対応ガイド」によるとベジタリアン等の世界人口は2018年において6億2,500万人でした。

 

ベジタリアン等の世界人口推移

出所:観光庁

 

3:国・地域別ベジタリアン等比率

ベジタリアン等のうち、アジアが79%と圧倒的に大きな割合を占めます。これはインド、台湾のベジタリアン等の人口が多いためです。両国とも「宗教の信条(ヒンドゥー教、仏教など、宗教上の規定)」によるベジタリアンが多いようです。

 

訪日旅行者数上位20カ国の国・地位いのベジタリアン等の比率(2018年)

インド28%
台湾14%
ドイツ10%
カナダ9%
シンガポール7%
イタリア7%
タイ5%
フィリピン5%
英国5%
日本(参考)4%
中国4%
マレーシア4%
フランス4%
韓国3%
香港3%
米国3%
インドネシア3%
豪州2%
スペイン2%
ロシア1%
ベトナム1%

出所:観光庁

 

4:訪日ベジタリアン等旅行者数

観光庁の推計によると2018年における訪日ベジタリアン等旅行者数は約167万人でした。多い順に、台湾64万人、中国33万人、韓国17万人、米国8.4万人、香港6.6万人となります。訪日ベジタリアン等旅行者数167万人が全訪日旅行者3,119万人に占める割合は5.4%となります。

 

国・地域別推計訪日ベジタリアン等旅行者構成比(2018年)

国・地域別推計訪日ベジタリアン等旅行者構成比(2018年)

出所:観光庁

観光庁では訪日ベジタリアン等旅行者数の年間飲食費は約450~600億円と推計しており、大きな市場であることが分かります。

 

5:海外旅行での飲食店選定

観光庁の調査によるとベジタリアン等旅行者はレストランを選定する際に、「ベジタリアン等専門店であること」が入店条件である割合は18%でした。しかし、完全菜食主義者「ヴィーガン」ではその割合が28%と上昇しました。また、「ベジタリアン等対応店であること」が入店条件である割合はベジタリアン等旅行者は45%、ヴィーガンは53%でした。約半数のベジタリアン・ヴィーガンにとっては、ベジタリアン等専門店か対応店であることが入店の条件であることが分かります。

ベジタリアン等旅行者の日本旅行におけるベジタリアン等対応への満足度は79%(大変満足21%、満足58%)でした。一方、観光庁の「訪日外国人消費動向調査(2019)」では「日本食を食べること」の満足度は93.9%でしたので、ベジタリアン等旅行者の日本での食に対する満足度は相対的に低いと言えます。

日本のベジタリアン等対応に不満を持つ旅行者(21%)は「食材変更リクエストに柔軟な飲食店等の数が少ないこと(複数回答で67%)」、「ベジタリアン等専門店の数(同53%)」、「外国語でのコミュニケーションが可能な飲食店等の数(同33%)」、「ベジタリアン等対応店の数(同27%)」などの様々な不満を持っていました。

入店できるレストランの数が少ないことに加え、食材変更リクエストに柔軟でないことが不満の要因になっているようです。確かに日本のレストランでは、メニュー以外の料理を作ってくれる店はかなり少ないように感じます。

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なお、当社では「外国語でのコミュニケーションが可能な飲食店等の数」への不満を少しでも解消できるようにと、英語・繁体中文の写真付き食べ物メニュー「800 Japanese food menu」、「200 Sushi, Sashimi list」、「Best local delicacies ranking」、「Seafood in season」などを作成し、外国人旅行者が日本でより美味しい食事を楽しめるように情報提供に努めています。

 

6:旅行先選定の基準

ベジタリアン等旅行者を対象とした「海外旅行先を選定する際、重要となる要素は何か、教えてください」との観光庁の設問に対し、1位は「コスト(複数回答で67%)、2位は「安全性(同61%)」、3位は「旅行先としての魅力(同59%)」、4位は「観光アクティビティの種類(同55%)」、5位は「ベジタリアン等レストランの存在(同39%)」、6位は「旅行者用の情報量(同28%)」となっています。

この調査のように、ベジタリアン等レストランの数を増やすとともに、その情報を提供する必要性を改めて感じました。今回の「ベスト・ヴィーガン・レストラン100」が外国人旅行者の利便性向上に寄与することを願っています。また、他にも利便性向上のための情報提供に努めたいと考えています。

 

 

 

 

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