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5月に旬を迎える魚介類

5月に旬を迎える魚介類

5月に旬を迎える魚介類を日本全体とトップにランクされる都道府県に分けてご紹介します。なお、旬は天候変動による水揚げ状況により、地域によっても、年によっても異なる可能性があるため、あくまでも参考データとして考えてください。

 

目次

1、5月に旬を迎える魚介類(日本全体)

2、1位宮城県(8種類)

3、2位長崎県(7種類)

4、3位兵庫県(6種類)

5、3位島根県(6種類)

6、5位北海道(5種類)

7、5位三重県(5種類)

8、5位福岡県(5種類)

 

1、5月に旬を迎える魚介類(日本全体)

5月に旬を迎える魚介類は調査した87種類の中で24種類と一年間で2番目に少なくなります。順不同で24種類の魚介類を列挙しますと以下の様になります。

魚類

真鰺、穴子、伊佐木、鰯、鰹(かつお)、鰈(かれい)、きびなご、鰆(さわら)、縞鰺、しらす、まぐろ、鱒、めばる

伊佐木

貝類

栄螺(さざえ)、トリ貝、帆立

ウニ

その他魚介類

アオリイカ、甲イカ、ウニ、毛蟹、ホタルイカ、真蛸、もずく、わかめ

ホタルイカ

5月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は1位が宮城県(8種類の魚介類)、2位が長崎県(7種類)、3位が兵庫県、島根県(6種類)、5位が北海道、三重県、福岡県(5種類)となります。

 

2、1位宮城県(8種類の魚介類)

5月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は1位が宮城県(8種類の魚介類)でした。宮城県は初めての1位となりました。

宮城県では、以下の8種類が5月に旬を迎える魚介類となります。

魚類

穴子、鰯、鰹、マグロ

穴子

貝類

帆立

帆立

その他魚介類

ウニ、真蛸、わかめ

わかめしゃぶしゃぶ

「PRIDE FISH」

全国漁業協同組合連合会は、宮城県の春の「PRIDE FISH」に「みやぎサーモン」(旬:4月~7月)を選んでいます。「みやぎサーモン」は「4月に旬を迎える魚介類」でご紹介しました。

 

3、2位長崎県(7種類)

5月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は2位が長崎県(7種類の魚介類)でした。

長崎県では、以下の7種類が5月に旬を迎える魚介類となります。

魚類

真鰺、穴子、伊佐木、鰯

鰯

貝類

栄螺

栄螺

その他魚介類

ウニ、わかめ

わかめ

「PRIDE FISH」

全国漁業協同組合連合会は長崎県の春の「PRIDE FISH」に、「真あじ(ごんあじ・野母(のも)んあじ)」(旬:4月~6月)を選んでいます。「真あじ(ごんあじ・野母(のも)んあじ)」については「4月に旬を迎える魚介類」で紹介しました。

 

4、3位兵庫県(6種類)

5月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県の3位兵庫県(6種類の魚介類)でした。なお、島根県も3位です。

兵庫県では、以下の6種類が5月に旬を迎える魚介類となります。

魚類

鰈(かれい)、白子(シラス)

シラス

貝類

無し

 

その他魚介類

甲イカ、ホタルイカ、真蛸、わかめ

ホタルイカ

「PRIDE FISH」

全国漁業協同組合連合会は、兵庫県の冬の「PRIDE FISH」に兵庫のり」(12月~5月)、春の「PRIDE FISH」に浜坂産ホタルイカ(浜ほたる)」(旬:3月~5月)夏の「PRIDE FISH」に淡路島の生しらす」(旬:5月~11月)が選ばれています。「兵庫のり」と「浜坂産ホタルイカ(浜ほたる)」については以前紹介したので、今回は割愛します。

「淡路島の生しらす」(旬:5月~11月)

しらすはカタクチイワシの稚魚です。成長すると「だし」に使う「いりこ」の原料となります。兵庫県はしらすの漁獲量は日本で1位(2020年)です。なお、2位は愛知県、3位は静岡県となります。一方、カタクチイワシの漁獲量は長崎県が1位、三重県が2位、愛知県が3位となり、兵庫県は18位となります。稚魚と成魚では漁獲高ランキングが大きく変動することは興味深いです。

「淡路島の生しらす」は淡路島内の特定の観光施設や飲食店などでしか提供していません。従って、「淡路島の生しらす」を食べるためには淡路島に行く必要があります。私も2021年の10月に淡路島に行って、「生しらす丼」を食べてきました。ねっとりとした食感の絶品しらすでした。2022年も4月21日から11月末まで「淡路島の生しらす」が提供されます。

なお、「淡路島の生しらす」の水揚げは主に淡路島北部にある岩屋漁港で行われます。

淡路島の生しらす

 

5、3位島根県(6種類)

5月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は3位が島根県(6種類の魚介類)でした。なお、兵庫県も3位です。

島根県では、以下の6種類が5月に旬を迎える魚介類となります。

魚類

真鰺、穴子、伊佐木、鰈(かれい)、鰆(さわら)

穴子天ぷら

貝類

栄螺

栄螺

その他魚介類

無し

 

「PRIDE FISH」

島根県では全国漁業協同組合連合会が選ぶ「PRIDE FISH」が1年間で4種類しかなく、5月は該当する魚介類はありませんでした。

 

6、5位北海道(5種類)

5月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は5位が北海道(5種類の魚介類)でした。なお、三重県、福岡県も5位です。

北海道では、以下の5種類が5月に旬を迎える魚介類となります。

魚類

鰈(かれい)、鱒

鱒

貝類

帆立

ウニ2色丼

その他魚介類

ウニ、真蛸

わかめ

「PRIDE FISH」

全国漁業協同組合連合会は、北海道の春の「PRIDE FISH」に「石狩湾のニシン」(旬:1月~5月)「日高の真つぶ」(旬:4月~7月)「北海道の時鮭」(旬:4月~7月)を、夏の「PRIDE FISH」に「日本海の甘えび」(旬:5月~7月)を選んでいます。「石狩湾のニシン」「日高の真つぶ」、「北海道の時鮭」については、以前ご紹介したので、説明を割愛します。

「日本海の甘えび」(旬:5月~7月)

北海道の日本海側地域は甘えびの水揚量日本一です。特に、羽幌町は日本国内で1位の甘えび水揚量を誇ります。甘えびが多く獲れる「武蔵堆(むさしたい)」ではホタテ、ナマコ、タコ、ウニなどの新鮮な海産物が多く獲れます。堆(タイ)とは海底にある海山のことで、上部は浅瀬で漁場になります。なお、羽幌町は日本の稲作最北限の遠別町の隣の町です。羽幌町、遠別町ともに、「オロロン米」を栽培・出荷しています。

甘えび

3月にえび篭漁が解禁後され、水揚げがピークとなる5月は最も美味しくなります。味そのものを楽しみたいならオス、卵を味わいたいならメスがおすすめです。

なお、甘えびの標準和名はホッコクアカエビといいます。

 

 

7、5位三重県(5種類)

5月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は5位が三重県(5種類の魚介類)でした。なお、北海道、福岡県も5位です。三重県は初のトップ5入りとなりました。また、三重県にとってトップ5入りとなるのは1年間で5月だけです。

三重県では、以下の5種類が5月に旬を迎える魚介類となります。

魚類

伊佐木、鰹(かつお)、縞鰺、マグロ

鰹の刺身

貝類

栄螺

栄螺

その他魚介類

無し

 

「PRIDE FISH」

全国漁業協同組合連合会は三重県の春の「PRIDE FISH」に、「三重の天然ブリ」(旬:1月~4月)、夏の「PRIDE FISH」に「三重の海女獲りあわび」(旬:7月~9月)を選んでいます。ただし、5月に旬を迎える「PRIDE FISH」は残念ながらありません。

「三重の海女獲りあわび」(旬:7月~9月)

三重県がトップ5入りとなるのは5月だけなので、少し早いですが「三重の海女獲りあわび」について説明します。三重県の鳥羽・志摩地方はリアス式海岸です。このリアス式海岸にはあわびのエサとなるコンブ科の海藻が繁茂するあわびの好漁場です。

あわび

「海女」とは海に潜って貝や海藻などを採る職業の女性のことです。全国には2,160人の海女さんがおり、三重県には約半数の973人がいます(2010年)。なお、2位は石川県の197人、3位は千葉県の158人でした。ただし、三重県の海女さんの数は1949年には6,109人いましたが、2017年には660人まで減少しています(海の博物館調査)。なお、海女さんによるあわび漁の潜水時間は平均30~40秒です。

縄文時代(紀元前14,000年頃から紀元前1,000年頃)には鳥羽市周辺で素潜り漁があったのではないかと考えられています。具体的な記録としては西暦745年にアワビが志摩市から奈良の平城京に運ばれた貢納物の荷札が見つかっています。

あわび

古来よりあわびは縁起物とされ「熨斗鮑(のしあわび)」が神への供物として用いられてきました。あわびを薄く切って伸ばした「熨斗鮑」は、贈答品に巻く「のし紙」のルーツです。

「鳥羽・志摩の海女漁の技術」が国の重要無形民俗文化財に指定されました。また、日本政府観光局の「EXPERIENCES IN JAPAN」にも「独自の海女文化を知る」として、「鳥羽・志摩の海女漁」体験を外国人旅行者に紹介しています。

 

8、5位福岡県(5種類)

5月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は5位が福岡県(5種類の魚介類)でした。なお、北海道、三重県も5位です。

福岡県では、以下の5種類が5月に旬を迎える魚介類となります。

魚類

穴子、伊佐木、鰆(さわら)

穴子

貝類

無し

 

その他魚介類

甲イカ、真蛸

真蛸

「PRIDE FISH」

全国漁業協同組合連合会は福岡県の春の「PRIDE FISH」に、「筑前海の天然マダイ」(旬:4月~7月)「メンボ (ウマヅラハギ)」(旬:4月~6月)を選んでいます。両方とも前回の「4月に旬を迎える魚介類」でご紹介したので、今回は割愛します。

 

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