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12月の日本旅程2日目(青森県2日目 食事編)

12月の日本旅程2日目(青森県2日目 食事編)

(12月12日 日曜日)

 

目次

1、蔵よし

2、可否屋 葡瑠満(かうひいや ぶるまん)

3、常寿し

 

1、蔵よし

黒石市での食事は創作料理の店「蔵よし」で食べました。最初に「蔵よし」の感想を言うと私にとって近年最高レベルの店でした。食事も美味しく、店員さんたちのサービスも最高でした。土蔵を改装して作られた店なので、入口から重厚感がありました。

蔵よし

私は11時開店と同時に入店しましたが、その後、どんどん客が入ってきました。黒石で一番の人気店ではないでしょうか。また、メニューが驚くほど豊富なことにも驚きました。このBLOGを書くために調べてみると「蔵よし」は日本航空の青森PR動画にも撮影場所として使われていました。

青森エール

まず、青森県弘前市のクラフトビール「青森エール」を飲みました。「青森エール」は青森県内でしか飲めません。元米兵のGareth Anson Burns氏が2016年に創業したビール会社Be Easy Brewingが製造しています。「青森エール」は日本で製造している醸造所が少ないアメリカンウィートエール(American Wheat Ale)です。小麦を使用するビールで通常のビールに使用される大麦と比較し、まろやかで優しい口当たりです。創業者が米国人ならではのビールで、とても気に入りました。

いがめんち

嶽(だけ)きみの天ぷら

「青森エール」のつまみには、「いがめんち」と「嶽(だけ)きみの天ぷら」を注文しました。「いがめんち」は弘前市を中心とした津軽内陸部の郷土料理です。イカのゲソを包丁でたたき、季節の野菜などと一緒に小麦粉を混ぜ、油で焼いたり揚げたものです。「いが」は津軽弁でイカのことです。素朴な味で美味しかったです。「嶽きみ」は岩木山麓の嶽高原で栽培されているトウモロコシです。岩木山の寒暖差により、高い糖度となった最高のトウモロコシブランドです。「きみ」 とは津軽弁でトウモロコシのことです。甘いトウモロコシの天ぷらはビールに合い、とても美味しかったです。

「青森エール」の後に、菊乃井「久〇(きゅうまる)」純米吟醸 初しぼり生原酒 中汲み を注文しました。菊乃井は1月13日に投稿した黒石の老舗造り酒屋です。「蔵よし」から徒歩3分ほどの場所にあります。「久〇」は飲みごたえがあるとても美味しい日本酒でした。

久〇(きゅうまる)

黒石市の御当地グルメは「つゆ焼きそば」です。私が黒石市に行った理由の一つが「つゆ焼きそば」を食べることでした。「つゆ焼きそば」は寒い日でも温かく食べられるように、やきそばにそばつゆをかけて提供したのが始まりとされています。麺は太くて平らな麺を使い、ウスターソースで炒めた焼きそばに、つゆをかけ、揚げ玉やネギをトッピングしたものが主流のようです。

つゆ焼きそば

「蔵よし」の「つゆ焼きそば」は和食屋ならではの鰹出汁が特徴です。焼きそばのソースが鰹出汁と混じり合い、今まで経験したことがないような美味しさでした。鰹出汁のおかげでさっぱりと食べられました。私は様々な御当地グルメを食べてきましたが、トップクラスのおいしさでした。

日本酒蕎麦

「蔵よし」のメニューに日本酒を蕎麦つゆ代わりにして蕎麦を食べるというものがあり、気になって頼んでみました。確かに、蕎麦と日本酒を別々に食べたり飲んだりする手間が省け、日本酒好きにはいいメニューでした。ただし、蕎麦つゆと一緒の蕎麦も美味しかったです。日本酒と蕎麦つゆに交互に蕎麦をつけて食べるととても幸せでした。

「蔵よし」に行くために、また黒石市へ行きたいと思わせる名店でした。美味しい食事をごちそうさまでした。

 

2、可否屋 葡瑠満(かうひいや ぶるまん)

黒石市から弘前市に戻り、散策の間に「可否屋 葡瑠満」に行きました。店名からも店主のこだわりを感じます。注文したのはブレンドコーヒーと自家製アップルパイです。

自家製アップルパイ

アップルパイはりんご王国青森県ならではの銘菓です。弘前市では「弘前アップルパイマップ」も作って観光客に配布しています。「可否屋 葡瑠満」のアップルパイは甘さ控えめでリンゴ本来の味を感じることができる美味しいものでした。

コーヒーカップ

おそらく、店主が最もこだわっているのはコーヒーカップでしょう。皇室御用達窯である大倉陶園の超高級コーヒーカップを200種類以上揃えています。店主に聞くと私が飲んだコーヒーに使っていたコーヒーカップは25,000円もしたそうです。私が人生で飲んだ最も高いコーヒーカップであることは間違いないでしょう。超高級コーヒーカップで飲んだコーヒーはとても美味しかったです。

 

3、常寿し

この日、最後の食事は「常寿し」でした。「蔵よし」での昼食、「可否屋 葡瑠満」でのコーヒーとアップルパイも大満足でしたが、「常寿し」での夕食も素晴らしいものでした。「常寿し」は地元の弘前市民の常連客が多く、17時30分にはほぼ満員となりました。

生ビール

最初は生ビールを頼みました。「常寿し」の生ビールのジョッキは凍らせてあるものです。ビールのジョッキを凍らすのは日本ではたまにありますが、外国では見たことがありません。冷たいビールをより冷たく飲めるよう気を使ってくれる店の配慮はうれしいものです。

刺身おまかせ

まず、刺身おまかせを頼みました。マグロ中トロ、鯛、赤貝ひも、イカ、アジなど種類豊富な刺身をゆっくり食べました。地元の常連客と話をしながら、寿司屋のカウンターで刺身をゆっくりつまむのはいいものです。話をした地元の常連客は子供のころから60年間も「常寿し」に来ているとのことでした。

常寿し

常寿し

寿司もおまかせを頼みました。高級寿司屋のような大感激するような寿司ではありませんが、店主の人柄を感じさせるようなとても安心できる味の美味しい寿司でした。赤貝や帆立、手巻き寿司などが最高でした。

常寿し

常寿し

常寿し

高級寿司屋は客を緊張させる部分もあるので、完全にリラックスできる街中の寿司屋である「常寿し」での食事はとてもいい旅の思い出となりました。

常寿し

常寿し

 

 

 

(注:文中に掲載している交通機関の出発・到着時間や運賃、入場料、食事の料金などはBLOG執筆時のものです。今後変更する可能性がありますので、旅行に行く際にご自身でご確認ください。)

 

 

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