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当社の記事が釧路新聞に掲載されました

当社の記事が釧路新聞に掲載されました

8月2日、当社の記事が釧路新聞に掲載されましたので、ご紹介します。記事の掲載、誠にありがとうございました。

記事は7月27日に釧路新聞社様を訪問し、取材をしていただいた内容です。以下、一部抜粋させていただきます。

釧路新聞

『旅行需要が「都市」から「地方」へと変化しつつある一方、SDGs(持続可能な開発目標)の観点からも、地方での移動手段を公共交通にしたいと願う海外旅行者にとって、大きなスーツケースは障壁となってる。山田社長は「(大きな荷物は)地方への流れを止めているのではないか」と話す。

そこで山田社長は今春、海外からの旅行者向けに衣類レンタル事業を始めた。少しでも荷物が少なくなれば、鉄道や路線バスを使っての移動も楽になり、さらに地方での公共交通利用が高まれば路線維持につながる。また、預け荷物の重量が減ることで海外と日本を往復する航空機の二酸化炭素(CO2)排出量も約20%減るという。』

釧路市など道東地方は湿原や湖などの自然やタンチョウやエゾシカを代表とする野生動物など、観光資源が多いことで有名です。しかし、駅に段差(バリア)が残るため、大きな荷物を運びながらの旅行は極めて困難です。そのため、レンタカーでの旅行が多くなりますが、その分、公共交通機関は乗客減少に直面しています。

タンチョウ

私はこの公共交通機関の苦境に強い危機意識を持っています。なぜなら、沿線住民の人口減少は既に始まっており、今後も続きます。旅行者まで車での旅行を選択するならば、公共交通機関の乗客数の減少傾向は止められません。人口減少を止められないならば、旅行者に車ではなく公共交通機関を利用してもらうしか乗客数減少を止める方法はありません。そのため、衣類レンタルによって大きな荷物を小型・軽量化し、駅に段差があっても公共交通機関を利用できるような体制作りが必要であると考えています。なお、外国人旅行者の94%は鉄道・バスを利用し、レンタカー利用者はわずか9%です(複数回答、訪日外国人消費動向調査2019)。従って、公共交通機関の利便性向上は外国人旅行者のニーズに合致します。

荷物

また、地方の公共交通機関や観光地の飲食店などは外国語掲示がほとんどありません。従って、外国人に対して日本語というバリアを解消することも必要です。物理的なバリア(駅の段差など)と情報面でのバリア(日本語表示など)を解消して初めて、外国人は日本の地方をストレスなく、快適に旅行できるようになるのです。当社はこのために微力ながら努力したいと考えています。

 

現在の「大きな荷物がある」旅行

現在の旅行

矢印

荷物がない「手ぶら旅行」

未来の旅行

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