Site Overlay

3月に旬を迎える魚介類②

3月に旬を迎える魚介類②

目次

1、5位青森県(5種類)

2、5位茨城県(5種類)

3、5位千葉県(5種類)

 

1、5位青森県

3月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は5位が青森県(5種類の魚介類)でした。青森県は12月から4ヶ月連続のトップ5入りです。

青森県では、以下の5種類が3月に旬を迎える魚介類となります。

魚類

白魚、鱒、わかさぎ

鱒

貝類

帆立

帆立

その他魚介類

ヤリイカ

「PRIDE FISH」

全国漁業協同組合連合会は、青森県の冬の「PRIDE FISH」に、「青森のホッキガイ(ウバガイ)」(旬:1月~3月)を選んでいます。前回も書きましたが、私は2021年12月に三沢に行き、「三沢ほっき丼」を食べてきました。「PRIDE FISH」としては、旬が1-3月とされていますが、三沢市の「ほっき丼」は12月1日から3月31日まで食べることができます。

三沢ほっき丼

 

2、5位茨城県

3月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は5位が茨城県(5種類の魚介類)でした。

茨城県では、以下の5種類が3月に旬を迎える魚介類となります。

魚類

さより、白魚、しらす、わかさぎ

さより

貝類

はまぐり

「PRIDE FISH」

全国漁業協同組合連合会は、茨城県の春の「PRIDE FISH」に、茨城のこうなご(旬:3月~5月)と鹿島灘はまぐり(旬:3月~5月)を選んでいます。

「こうなご」とは、いかなごの稚仔魚のことです。「こうなご」は夏期になると、砂利や砂に潜って夏眠します。そのため、春にしか漁獲されない、茨城県の春の風物詩です。

こうなご

鹿島灘を中心とする茨城県の「はまぐり」漁獲量はシェア5割以上の圧倒的な全国1位です。「鹿島灘はまぐり」は10cmを超えるような大きなサイズもありますが、身が柔らかく、食べやすいので、おすすめは7~8cmの中サイズのようです。

はまぐり

 

3、5位千葉県

3月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は5位が千葉県(5種類の魚介類)でした。千葉県は初めてのトップ5入りとなりました。

千葉県では、以下の5種類が3月に旬を迎える魚介類となります。

魚類

真鰺、さより、ぶり

鯵の寿司

貝類

青柳(あおやぎ)

青柳

その他魚介類

ひじき

ひじき

「PRIDE FISH」

全国漁業協同組合連合会は、千葉県の冬の「PRIDE FISH」に、「銚子沖のホウボウ」(旬:12~3月)と「江戸前千葉海苔」(旬:11月~3月)を、春の「PRIDE FISH」に「千葉のハマグリ」(旬:千葉のハマグリ)、「千葉のつりきんめ」(旬:3月~5月)、「初カツオ」(旬:3月~5月)を選んでいます。

「ホウボウ」の生息域は浅いところから、水深600mほどの深海まで幅広く、海底を這うように動きまわり餌を探します。そのため、底びき網により漁獲され、主に銚子漁港に水揚げされます。おすすめの調理方法は刺身や塩焼、煮付けです。

ホウボウ

千葉県産の海苔は1821年に養殖が始まり、現在では市川・船橋・木更津・富津の海苔養殖漁場で育てられています。

海苔

千葉県の「はまぐり」漁獲量は全国トップ3の一角を占めます。千葉県沿岸には、「ホンハマ」と「チョウセンハマグリ」の2種類のハマグリが生息します。「ホンハマ」はハマグリ類の中で最も身が柔らかで、煮はまぐりは江戸前寿司の伝統的なネタの一つです。一方、「チョウセンハマグリ」は九十九里浜の浅瀬などに生息します。チョウセンハマグリのチョウセンは「汀線」と書く、日本古来種です。

ハマグリ

千葉県は日本のキンメダイの沿岸漁場としては北限に位置します。それでも、千葉県はキンメダイの漁獲量が全国2位(1位は静岡県)です。漁場は銚子沖漁場、勝浦沖漁場、東京湾口漁場(布良瀬漁場)の3ヶ所となり、「銚子つりきんめ」、「外房つりきんめ鯛」として、ブランド化されています。

金目鯛

金目鯛

金目鯛

千葉県勝浦漁港は「初カツオ」の水揚量が全国1位です。勝浦産ひき縄カツオは千葉ブランド水産物に認定されています。漁獲したその日に水揚げされることから「日戻りカツオ」とも呼ばれています。なお、高知県でも「土佐さが日戻り鰹」が春の「PRIDE FISH」に選ばれています。しかし、カツオ全体の水揚げ量1位は静岡県です。

カツオ

 

 

Follow me!

PAGE TOP