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10月の日本旅程6日目(京都府1日目食事編)

10月の日本旅程6日目(京都府1日目食事編)

(10月25日 月曜日)

 

目次

1、クラフトビール「丹後王国シーサイドバル 」

2、昼食「兵四楼」

3、夕食「福亭」

 

1、クラフトビール「丹後王国シーサイドバル 」

天橋立駅の改札を出て右に曲がった奥に「丹後王国シーサイドバル 」があり、クラフトビールの生ビールを飲めます。クラフトビールの生ビールを飲める駅は珍しいのではないでしょうか。

「丹後王国シーサイドバル 」が提供するクラフトビールはTANGO KINGDOM Beerで、道の駅丹後王国「食のみやこ」内の醸造所で生産されています。ラベルデザインは丹後地方の象徴の「丹後七姫」が使われています。とてもおしゃれなラベルだと思います。

TANGO KINGDOM Beer

「丹後王国シーサイドバル 」で飲める生ビールは「MEISTER」の一種類だけですが、瓶では多くの種類を販売しています。私は生ビールを飲み、撮影用に「MEISTER」の瓶を貸してもらいました。「MEISTER」はすっきりクリアな味で美味しいビールでした。

 

2、昼食「兵四楼」

天橋立から伊根にバスで移動し、伊根に到着後すぐに「兵四楼」で昼食を食べました。「兵四楼」は伊根における食べログのランキングで1位の店です。月曜日で雨が降っていた日でしたが、店はほぼ満席でした。

兵四楼海鮮丼

私が食べたのは「海鮮丼」(1,500円)と「へしこ寿司一貫」(200円)です。海鮮丼は鰆、真鯛、ホウボウ、カンパチなど具沢山で平均以上に美味しかったです。なお、全国漁業協同組合連合会は京鰆(旬:10月~12月)を京都府の秋の「PRIDE FISH」に選んでいます。

感動したのは「へしこ寿司」のほうでした。鯖のへしこは以前ご紹介したように福井県の郷土料理ですが、多くの鯖が獲れる伊根でも郷土料理になっています。鯖のへしこだけでなく、伊根では「へしこ寿司」も郷土料理です。

兵四楼へしこ寿司

「兵四楼」の「へしこ寿司」は酢などで「へしこ」の塩辛さを抜き、ネギとショウガを載せて頂きます。写真ではネギとショウガによって「へしこ」が良く分かりませんが、今まで食べたことがない不思議な癖になりそうな味でした。福井市で食べた「へしこ」がとても塩辛かったので、「兵四楼」では「へしこ寿司」を一貫しか注文しませんでしたが、こんなに美味しいと分かっていたら、海鮮丼ではなく「へしこ寿司」一人前(8貫)を注文すれば良かったです。私にとっては「へしこ寿司」を食べるためだけに、伊根を再訪したいと思えるような美味しさでした。こういう新しい味に出会えるのも旅の醍醐味です。

 

3、夕食「福亭」

姫路駅に到着してから、「福亭」で夕食を食べました。「福亭」は播磨灘を中心とする新鮮な魚などを提供する料亭・居酒屋です。また、多くの地元の日本酒を提供しています。料理はとても美味しく、店員さんたちのサービスも良く、店内も清潔でとてもいい印象を受けました。

播磨灘の全国的な知名度は高くないですが、真鯛や真子ガレイなどの美味しい魚が獲れる良い漁場です。瀬戸内海の四国(南側)、小豆島(西側)、家島諸島(北側)、淡路島(東側)に囲まれた海域に該当します。

姫路には多くの日本酒醸造所があります。姫路酒造組合に加盟する醸造所で11ヶ所あります。全国的な知名度では、灘菊酒造やヤヱガキ酒造が有名でしょうか。美味しい日本酒と美味しい魚介類に恵まれている姫路を多くの人に訪問して欲しいです。

今回私が注文したのは、伝助穴子鍋、お造り盛り合わせ、伝助穴子の湯引き、松茸の土瓶蒸しなどです。

福亭

福亭

穴子の中でも一本300g以上の特に大きなサイズの穴子のことを兵庫県では「伝助穴子」と呼んでいます。骨が太いので、鱧のように骨切りしないと食べられません。従って、穴子では珍しい湯引きで食べることもあります。「伝助穴子」の主な産地は明石や淡路島です。

福亭

福亭

「伝助穴子」の由来は、兵庫県の昔話の「大きくて役に立たない」伝助という人物から来ているようです。大きすぎる穴子は骨が太く食べにくいので、漁師たちは捨てていたそうです。マグロの大トロと同じで、昔は捨てていた食材が今では高級食材になっている一例です。

 

 

(注:文中に掲載している交通機関の出発・到着時間や料金、入場料などはBLOG執筆時のものです。今後変更する可能性がありますので、旅行に行く際にご自身でご確認ください。)

 

 

 

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