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9月の日本旅程6日目(北海道1日目)

9月の日本旅程6日目(北海道1日目)

(10月1日 金曜日)

 

目次

1、五稜郭

2、大船遺跡

3、垣ノ島遺跡

4、函館山展望台

 

早朝、盛岡駅から北海道の新函館北斗駅へ新幹線で向かいました。生まれて初めて鉄道で本州から北海道に行きました。今回、以前作成した旅程通りに北海道・北東北の縄文遺跡群に午後に行きました。しかし、どうしても10月1日に営業再開したばかりの五稜郭タワーに行きたかったので、午前の予定に組み込み、出発を早めました。盛岡駅は早朝06:54発、新函館北斗08:58着のJR新幹線はやて93号に乗りました。所要時間は2時間4分でした。

北海道新幹線

青函トンネルは全長53.85 kmの長さの(交通機関用としては)日本一の長さのトンネルです。海底トンネルとしては世界一の長さと深さを持つ交通機関用トンネルです。新幹線のスピード(トンネル内スピードは時速160km)でも青函トンネルを通過するのに、約20分間かかりました。

なお、海底部だけの総距離では英仏海峡トンネルが世界一の長さです。私はユーロスターに乗って英仏海峡トンネルを通ったことがあるので、世界的な長距離海底トンネルを二つ経験することができました。

北海道新幹線

新函館北斗駅には北海道新幹線5周年記念と「北海道・東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録のバナーがかかっていました。ただ、残念ながら、新函館北斗駅に到着した乗客はごく僅かでした。

新函館北斗駅

 

1、五稜郭

函館駅到着後に、まず五稜郭へ向かいました。五稜郭は国の特別史跡です。五稜郭へは通常のバスや市電(トラム)でも行けます。しかし、「五稜郭公園前駅」は五稜郭タワーから徒歩約10分かかります。函館駅前4番乗り場から出発する「五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス」を利用すれば、五稜郭タワーすぐ近くまでバスで行くことができます。函館駅前を9:15から1時間毎に出発しています。

また、私同様に、大船遺跡、垣ノ島遺跡までバスで行くのであれば、バス料金は往復2,920円となるので、1日間鉄道、バス、市電の乗り放題となる「旅するパスポート&フリーパス」を買うとお得です。1日券は大人2,690円、小人1,340円となります。函館観光をゆっくりされる方には、2日券(大人3,650円、小人1,810円)もあります。発売箇所は函館駅や新函館北斗駅などJR北海道の駅です。

一番お得なのは、「旅するパスポート&フリーパス」を新函館北斗駅で買うことです。函館駅までも一日乗車券に含まれます。もちろん、五稜郭や函館山へもバスや市電で行けるので、私はかなりお得に函館観光をすることができました。

五稜郭タワーには久しぶりに登りました。五稜郭がとてもきれいに見えます。ただし、写真撮影する場合は広角レンズがないと全景を撮影することができません。ご注意ください。

五稜郭タワー

入場料:大人900円、中・高校生 680円、小学生 450円

五稜郭の中には、復元された函館奉行所があります。私は時間が無くて中には入りませんでしたが、有料で内部を見学することができます。

函館奉行所

入場料:一般500円、学生・生徒・児童250円

 

2、大船遺跡

(大船小学校前から徒歩8分)

昼食後、旅程通りに北海道・北東北の縄文遺跡群の大船遺跡と垣ノ島遺跡へ向かいました。函館駅6番乗り場12:42発の函館バス99系統「鹿部出張所」行きです。途中、南茅部支所前で10分ほど停車しますが、乗り換えなしで大船遺跡(大船小学校前バス停下車)に行くことができます。

大船遺跡

大船遺跡は北海道・北東北の縄文遺跡群の構成資産となる世界遺産です。大船遺跡の近くでヒグマの目撃情報があったため、大船遺跡は1ヶ月間程度閉鎖されていましたが、ちょうど私の訪問日の10月1日から再開しました。

大船遺跡

大船遺跡は紀元前3,500年~紀元前2,000年までに縄文人が住んだ遺跡です。海から少し離れた高台(標高30~50メートル)にあり、津波などの警戒があったことが推定されます。竪穴式住居は一部復元されています。1-2メートルと、かなり土深く掘った住居です。

大船遺跡

 

3、垣ノ島遺跡

(垣ノ島遺跡下 徒歩8分)

今回、大船遺跡から垣ノ島遺跡まではタクシーで移動しました。バスの待ち時間が長いため、時間の節約です。両遺跡の距離は約5kmで所要時間は約10分、タクシー代は1,600円でした。

垣ノ島遺跡は紀元前7000年~紀元前1,000年まで6,000年もの長きにわたって縄文人が生活した遺跡です。垣ノ島遺跡も大船遺跡同様、標高30~50メートルの高台に立地します。

垣ノ島遺跡

垣ノ島遺跡には函館市縄文文化交流センターがあります。希望者には解説案内を実施されます(無料、日本語)。要事前予約ですが、予約無しでも案内してくれました。垣ノ島遺跡は住居跡があるだけなので、函館市縄文文化交流センターが見どころになります。北海道で唯一の国宝「中空土偶」を見ることができます。

中空土偶

垣ノ島遺跡

休館日:月曜日(祝・休日の場合は翌日)、毎月最終金曜日

入館料:大人300円、小・中学生・高校・大学生150円

 

4、函館山展望台

函館駅前4番乗り場から17:30発のバスで函館山山頂に向かいました。大船遺跡から垣ノ島遺跡間をタクシーを使ったことにより、予定よりも一本早いバスに乗ることができました。使用したバスは、垣ノ島遺跡下15:56発「225系統古部」行き、南茅部支所(乗り換え)16:09発「99A系統函館駅前・函館バスセンター」行き、函館駅前17:18着です。

函館山山頂からの夜景は久しぶりに見ましたが、今回もとても綺麗でした。ナポリ、香港と並び、世界三大夜景に挙げられているようです。

函館山山頂

夜景を楽しみ始めた20分後くらいから雨が降り始め、夜景が見えなくなってしまいました。遺跡間の移動にタクシーを使って、早めに函館に戻ってきて正解でした。

函館山山頂

函館山山頂

北海道1日目の食事編は明日、投稿します。

 

(注:文中に掲載している交通機関の出発・到着時間や料金、入場料などはBLOG執筆時のものです。今後変更する可能性がありますので、旅行に行く際にご自身でご確認ください。)

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