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10月の日本旅程8日目(兵庫県2日目)

10月の日本旅程8日目(兵庫県2日目)

(10月27日 水曜日)

 

目次

1、明石城

2、淡路ジェノバライン

3、道の駅「あわじ」

4、淡路夢舞台

5、旧木下家住宅

6、五色塚古墳

7、旧武藤山治邸

8、孫文記念館(移情閣)

9、神戸ハーバーランド

 

1、明石城

8日目は今回の旅行の最終日となります。最初に明石城に行きました。私が姫路から乗った電車は以下の通りです。新快速はほぼ15分に一本の頻度で運行しています。

姫路駅9:11発 JR神戸線新快速・敦賀行 明石駅9:35着 運賃680円

明石城は姫路城ほど有名ではありませんが、二つの三重櫓は国の重要文化財です。なお、明石城の巽櫓(たつみやぐら)・坤櫓(ひつじさるやぐら)は日本に12基しか現存していない三重櫓のうちの二つと貴重なものです。ともに、1620年に作られました。1枚目の写真では巽櫓が右側、坤櫓が左側となります。

明石城

明石城

明石城

ちなみに、明石の城下町の町割り(都市計画)は宮本武蔵が行ったと伝えられています。誰もが知る宮本武蔵とのかかわりを知ると明石が身近に感じられます。また、明石は日本標準時となる東経135度子午線が通る「時のまち」でもあります。明石市内にさまざまな日時計があり、明石城の広場にも日時計がありました。

明石城

入場無料

櫓の内部を見学は休止中

 

2、淡路ジェノバライン

明石城見学後、明石港から「淡路ジェノバライン」で淡路島に行きました。私が乗った船は以下の通りです。

明石港10:30発 岩屋港10:43着 運賃530円

淡路ジェノバラインは明石海峡大橋を見ながら淡路島に行けるお勧めのルートとなります。明石海峡大橋の下も船でくぐります。明石海峡大橋は本州と淡路島を結ぶ全長3,911mの世界最長の吊り橋となります。

明石海峡大橋

明石海峡大橋

淡路ジェノバラインの船には明石名物の鯛と蛸が書かれています。

淡路ジェノバライン

淡路ジェノバライン

 

3、道の駅「あわじ」

岩屋港からバスで道の駅「あわじ」に行きました。食事をすることが主目的です。私が乗ったバスは以下の通りです。

岩屋ポートターミナル10:55発 反時計回り 道の駅あわじ11:00着 運賃500円 

道の駅「あわじ」は明石海峡大橋の橋脚の近くにあるので、大橋を間近で見ることができます。橋脚の写真に写っている人の大きさから橋脚が如何に大きいかを理解できるでしょう。

明石海峡大橋

錆びついて誰からも見てもらえませんが、大橋を作った際に使われた潜水艇も展示されています。

潜水艇

道の駅「あわじ」は大橋を間近で見ることができることや食事処が多いので、人気の道の駅です。土日・祝日は駐車場に入りきれない車の渋滞が起きるそうです。やはり、船やバスで行くのをお勧めします。

なお、淡路市のコミュニティバス「あわ神あわ姫バス」の運賃は1乗車につき500円と高いです。乗り放題の一日乗車券は1,000円なので、2回以上乗るなら一日乗車券を買った方がお得です。一日乗車券はバスの運転手から購入できます。

「あわ神あわ姫バス」の道の駅「あわじ」のバス停は道路沿いにあります。道の駅「あわじ」の駐車場には無料送迎バスのバス停もあり紛らわしいです。私は間違えてしまいした。注意が必要です。

運が良ければ金色のバス(不定期運行)に乗ることができます。私は運良く金色のバスを見ることができました。

金色バス

 

4、淡路夢舞台

道の駅「あわじ」で食事を食べた後に、コミュニティバス「あわ神あわ姫バス」で淡路夢舞台に行きました。私が乗ったバスは以下の通りです。

道の駅あわじ12:03発 時計回り 淡路夢舞台前12:32着  運賃500円 

バスは途中の岩屋ポートターミナルで10分停車します。

淡路夢舞台は日本を代表する建築家の一人である安藤忠雄氏がデザインした施設群です。スケールが大き過ぎて淡路夢舞台の全てを一枚の写真に収めることはできません。全てを歩いて廻るだけでも1時間以上かかります。大阪湾を眺めることができる気持ちのいい場所です。

淡路夢舞台

淡路夢舞台

淡路夢舞台

淡路夢舞台

入場料無料

 

5、旧木下家住宅

淡路夢舞台から高速バスで明石海峡大橋を通り舞子駅まで移動し、徒歩10分ほどの場所にある旧木下家住宅に行きました。私が乗ったバスは以下の通りです。

淡路夢舞台13:46発 新神戸駅行 高速舞子14:01着  運賃520円

バスは便利ですが、明石海峡大橋を通るので大橋を見ることはできません。大橋を海の上から堪能できる船の利用を片道だけでもお勧めします。

旧木下家住宅は1941年(昭和16年)に竣工した数寄屋造近代和風住宅です。国の有形文化財です。係員の方たちがとても丁寧に館内を説明してくれます。落ち着いた和室が多く、心が休まりました。

旧木下家住宅

旧木下家住宅

旧木下家住宅

入場料:100円

三邸(旧木下家住宅・旧武藤山治邸・孫文記念館)共通入場券:340円

 

6、五色塚古墳

旧木下家住宅から徒歩10分強の五色塚古墳に行きました。五色塚古墳は4世紀の終わりから5世紀の初めにかけて作られた前方後円墳(全長194m、後円部の高さ18m)です。誰が埋葬されていたか分かっていません。

五色塚古墳

五色塚古墳

古墳最上部からは淡路島、明石海峡大橋、大阪湾がはっきりと見え素晴らしい眺めです。ビルが立ち並ぶ現代でも素晴らしい眺めなので、何もなかった古代の人々が古墳から見た眺めはどれほど素晴らしいものだったでしょうか。多くの人に訪問をお勧めしたい観光スポットです。

五色塚古墳

五色塚古墳

入場料無料

 

7、旧武藤山治邸

五色塚古墳から徒歩10分程度の距離にある旧武藤山治邸に行きました。旧武藤山治邸は鐘紡で長く社長を務め、政治家としても活躍した武藤山治が、1907年(明治40年)に舞子海岸に建てた住宅です。国の有形文化財です。館内のダイニングルームには食事の様子などが再現されています。現在はJAZZ演奏など様々なコンサートなどが開催されています。

旧武藤山治邸

旧武藤山治邸

旧武藤山治邸

入場料:100円

三邸(旧木下家住宅・旧武藤山治邸・孫文記念館)共通入場券:340円

 

8、孫文記念館(移情閣)

旧武藤山治邸から徒歩3分程度の距離にある孫文記念館(移情閣)に行きました。ほぼ明石海峡大橋の真下に位置します。八角三階建ての楼閣「移情閣」は1915年(大正4年)に神戸の貿易商・呉錦堂が建てた別荘です。孫文が訪日の際に、呉錦堂の「松海別荘」で神戸の中国人や政・財界有志が開いた歓迎の昼食会を行ったことから、現在は孫文記念館として神戸と孫文の関わりなどの資料が展示されています。国の重要文化財です。

孫文記念館

孫文記念館

孫文記念館

孫文記念館から見える明石海峡大橋も綺麗です。

明石海峡大橋

入場料:300円

三邸(旧木下家住宅・旧武藤山治邸・孫文記念館)共通入場券:340円

 

9、神戸ハーバーランド

夕食を食べるために、神戸ハーバーランドへ行きました。観覧車や少し離れた場所にあるポートアイランドの夜景が綺麗でした。

観覧車

ポートアイランド

神戸ハーバーランドでの夕食後、新神戸駅から最終の新幹線で東京に帰りました。私が乗った電車は以下の通りです。

神戸20:34発 JR神戸線快速・野洲行 三ノ宮20:38着

三宮20:48発 神戸市営地下鉄西神・山手線・新神戸行 新神戸20:50着

新神戸21:08発 JR新幹線のぞみ64号・東京行 東京23:45着 合計運賃14,630円

9月の東北・北海道旅行に続き、今回の北陸・近畿旅行も充実したいい旅になりました。11月の日本旅程では九州旅行編をお送りする予定です。

 

(注:文中に掲載している交通機関の出発・到着時間や料金、入場料などはBLOG執筆時のものです。今後変更する可能性がありますので、旅行に行く際にご自身でご確認ください。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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