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10月にお勧めの静岡県の郷土料理

10月にお勧めの静岡県の郷土料理は「桜えびのかき揚げ」「うなぎの蒲焼き」になります。

鰻の蒲焼き

農林水産省の「郷土料理百選」には静岡県から「桜えびのかき揚げ」と「うなぎの蒲焼き」が選ばれています。両方とも年中食べることができます。しかし、美味しい時期を選ぶと「桜えび」の旬が、春漁の3~6月と秋漁の10~12月になります。静岡県で獲れる鰻は養殖がほとんどすべてなので、旬は特にありません。ただし、天然鰻の旬は冬です。

https://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kyodo_ryouri/attach/pdf/panf-20.pdf

桜えび

全国漁業協同組合連合会は静岡県の春の「PRIDE FISH」に「駿河湾さくらえび」を選んでいます。ただし、先述のように、春漁がメインではありますが、秋漁も行われます。それ以外の時期は桜えび保護のために休漁となります。桜えびの国内水揚げのほぼ100%が駿河湾産となります。桜えびは「駿河湾の宝石」と呼ばれています。

鰻の養殖では静岡県の浜名湖が全国的に有名ですが、実は、静岡県の養殖鰻生産量は全国4位です。1位は鹿児島県、2位は愛知県、3位は宮崎県、5位徳島県となります。生産量は少ないですが、天然鰻では、1位茨城県、2位島根県、3位岡山県、4位愛媛県、5位大分県などとなっています。

鰻の蒲焼き

ただし、鰻の一人当たり消費量では静岡県は日本1位です。また、地理的に関東と関西の中間に位置するため、静岡県では「関東風」と「関西風」のどちらの焼き方の鰻も食べることができます。「関東風」は鰻を焼く前に蒸す、「関西風」は鰻を焼く前に蒸さないとの違いがあります。また、鰻の裂き方も「関東風」は背中から、「関西風」は腹からとの違いがあります。静岡県で「関東風」と「関西風」の食べ比べをするのもいいですね。

富士宮焼きそば

農林水産省の「御当地人気料理特選」に、静岡県からは「富士宮やきそば」が選ばれています。「富士宮やきそば」の麺は腰があり、硬めの食感が大きな特徴です。その食感は麺を蒸した後に冷やし、油で表面をコーティングしているためです。「富士宮やきそば」は年中食べることができます。

https://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kyodo_ryouri/attach/pdf/panf-17.pdf

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