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千葉県のお勧め郷土料理

千葉県のお勧め郷土料理

目次

1、「太巻ずし」

2、「せぐろいわしのごま漬け」

3、その他の郷土料理「なめろう」

4、その他の郷土料理「さんが焼き」

 

お勧めの千葉県の郷土料理は「太巻ずし」「せぐろいわしのごま漬け」です。農林水産省が選ぶ「郷土料理百選」に両方とも選ばれています。

1、「太巻ずし」

「太巻ずし」の歴史は1700年代後半までさかのぼります。千葉県の農家など一般家庭では、祭り、桃の節句、お花見、入学式など、年中行事や冠婚葬祭の際に「太巻ずし」を食べてきました。季節を問わず通年食べられています。太巻きを切ったときの断面の華やかな図柄が特徴です。ただし、お葬式の際には派手な色使いの寿司は作られません。

以下は農林水産省Webサイトの写真です。

太巻ずし

 

2、「せぐろいわしのごま漬け」 

「せぐろいわしのごま漬け」は九十九里浜で大量に獲れる背黒イワシ(カタクチイワシの別名)を保存する方法の一つとして昔から伝えられたものです。背黒イワシの旬である冬に作られます。背黒イワシを塩で漬け込み、炒ったごまや赤唐辛子などを加え、2~3日で食べ頃になります。

なお、以下の写真はイワシの写真ですが、「せぐろいわしのごま漬け」の写真ではありません。

イワシ

残念ながら、農林水産省の「御当地人気料理特選」は千葉県から選ばれていません。千葉県のその他の郷土料理として、私が個人的に大好きな「なめろう」と「さんが焼き」を紹介します。

 

3、その他の郷土料理「なめろう」

「なめろう」はアジやイワシ、サンマ、トビウオなど旬の魚を味噌といっしょに細かくたたいて作られます。上総・安房の漁師が獲れたての鮮魚を不安定な船上で調理するために考えられた漁師料理です。醤油ではなく味噌を入れたのは船上で使いやすい味噌を使ったことが理由です。「皿をなめるほど旨い」ことから「なめろう」と名づけられたといわれています。確かに、とても美味しく私の大好物です。

現在では千葉県に限らず、日本全国の居酒屋などで提供されるため、私もメニューで「なめろう」を見つけると必ず注文します。

秋田地魚・大かまど飯 いさばや。

 

4、その他の郷土料理「さんが焼き」

「さんが焼き」は「なめろう」を焼いた食べ物です。漁師は「なめろう」を山へ仕事に行くときに、アワビの殻に入れて持っていき、山小屋で蒸したり焼いたりして食べたことが「さんが焼き」の始まりです。「さんが焼き」とは山の家で食べた焼き物という意味です。

「さんが焼き」は「なめろう」を焼いた食べ物ですが、全く違う食べ物ではないかと思うくらい味わいに違いがあります。従って、私は「なめろう」と「さんが焼き」がメニューにあるとどちらも注文してしまうくらい大好物です。

以下は農林水産省Webサイトの写真です。

さんが焼き

 

 

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