11月の日本旅程4日目(福岡県2日目 食事編)
(11月18日 木曜日)
目次
1、博多駅のラーメン店
2日前のBLOGに書いたように、長崎・福岡旅行4日目は宗像大社に行きました。宗像大社に向かう電車に乗るため、博多駅のプラットホームに行くと「はかたラーメン」の店がありました。通常、駅のプラットホームでは蕎麦やうどんの店が多いので、「はかたラーメン」の店は初めて見ました。最初からこの店の存在を知っていたら朝食として食べたのですが、電車の発車時間が迫っていたのであきらめました。
私は駅のプラットフォームでの食事はとても好きです。長野駅での「信州蕎麦」、名古屋駅での「きしめん」、姫路駅での「えきそば」など多くの地方の駅で立ち食いの麺類を食べてきました。姫路駅での「えきそば」については北陸・近畿旅行編で投稿しました。
「えきそば」以外で思い出深いのは名古屋駅での名古屋駅での「きしめん」です。名古屋名物の「きしめん」を提供するのはもちろんですが、100円~500円の安いおつまみとビールなどのお酒を提供しているので、軽く飲むのにちょうどいいのです。実際、名古屋駅では多くの人が新幹線や電車に乗る前に軽く一杯お酒を飲んでいます。電車の中で食べる駅弁もいいのですが、駅のプラットホームでの立食いや立飲みも旅行の風情を増す効果があり大好きです。
2、壽や 三郎
船で大島に渡り、すぐに「壽や 三郎」で「特別海鮮丼」(税込2,200円)を食べました。「壽や 三郎」は漁師さんが経営している食事処で、新鮮な魚介類をお腹いっぱい食べることができます。
私が食べた「特別海鮮丼」もどんぶりからあふれんばかりの刺身が乗ったものでした。新鮮な魚介類だけあって、とても美味しく、大満足の昼食となりました。
なお、「壽や 三郎」では私の隣の人が「刺身定食」(税込1,650円)を注文し、食べていました。「特別海鮮丼」もお勧めですが、「刺身定食」も魚介類がとても多く盛られていたので、コストパフォーマンスを考えると「刺身定食」もいいかもしれません。
私は「壽や 三郎」の「特別海鮮丼」で満足したのですが、実は最初に大島で食事をしようとしたところは「めし処 春乃日」でした。完全予約制の食事処です。私が当日に予約の電話をかけるとで既に満席でした。「壽や 三郎」は漁師さんが経営する素朴な食事処です。一方、「めし処 春乃日」のホームページを見る「昔ながらの漁師の食堂」と書かれているものの、きちんとした和食処のようです。次回、大島に行くことがあれば、事前に「めし処 春乃日」を予約して、行ってみたいと思います。
3、博多一双 博多駅東本店
大島から博多に戻り、「博多一双 博多駅東本店」で豚骨ラーメン(税込680円)を食べました。「博多一双 博多駅東本店」は食べログの2021年百名店に選ばれている人気ラーメン店です。
「博多一双」は2012年創業の比較的新しいラーメン店です。以前の福岡旅行の際に、訪問して美味しかったので、今回の再訪となりました。写真ではあまりおいしそうに見えないかもしれませんが、絶品の豚骨ラーメンでした。人気店のおごりもなく、店員さんたちも元気よく声を出して気持ちいいサービスでした。繁盛店であり続けているのも納得です。
4、旭軒 川端店
友人と合流し、「旭軒 川端店」で餃子を食べました。福岡市は隠れた餃子の街で市内には餃子店が目につきます。2020年の家計調査において、福岡市は県庁所在地で全国6番目の餃子消費量でした。なお、1位は餃子で有名な宇都宮市です。
「旭軒 川端店」は中州近くの店でお客さんはほとんど地元の人という印象でした。餃子は小ぶりで食べやすく、あっさりとした餃子で何個でも食べられるように感じます。焼餃子、水餃子ともに10個450円でした。食事のメニューは焼餃子、水餃子、手羽先(110円)、酢もつ(350円)の4種類しかありません。店の看板に「餃子専門店」と書いていましたが、まさに餃子専門店でした。
多くの人が焼餃子を頼んでいましたが、私は水餃子のほうが美味しいと思いました。水餃子のツルっとした食感が堪りませんでした。
5、大衆酒場 博多 かつりき
「旭軒 川端店」を出て、ホテルに戻る途中にあった「大衆酒場 博多 かつりき」に入り、軽く食事をとりました。適当に店に入ったので、「かつりき」のことは知りませんでしたが、後で調べるとワタミグループの店でした。私はチェーン居酒屋は安いけど、味は普通という印象の店が多いので、あまり入店することはありません。しかし、「かつりき」の食事は安くておいしく、チェーン店といえども実力店だと思いました。
特に、鶏刺し盛り合わせと鶏レバーのたまり漬けは絶品でした。また、まぐろ団子スープはわずか5円と信じられない値段で提供していました。とても美味しいスープでした。また、「お通し」を出していない点も好感度が高いです。
福岡の友人が「福岡は全ての店のレベルが高く、美味しくない食事を提供する店は淘汰される」と言っていました。まさに、福岡の飲食店のレベルの高さを実感した夜でした。お酒も一杯飲んだのですが、「かつりき」での会計はわずか1,600円程度でした。私が行った日の「かつりき」は空いていたのですが、もし近所にあれば毎月でも通いたい居酒屋だと思いました。
(注:文中に掲載している交通機関の出発・到着時間や運賃、入場料、食事の料金などはBLOG執筆時のものです。今後変更する可能性がありますので、旅行に行く際にご自身でご確認ください。)