東京・神楽坂「毘沙門天 善國寺」の節分豆まき式が開催! 獅子舞と芸者の踊りで大盛り上がり

東京・神楽坂の毘沙門天 善國寺で、今年も節分豆まき式が開催されました。今年は積雪の予報もあり、一時は開催が危ぶまれましたが、無事に行われ、会場は大盛況。境内には多くの参拝者が訪れ、日本の伝統行事を楽しみました。

節分豆まきとは?
節分豆まきは、無病息災を願う日本の伝統行事です。「鬼は外、福は内」と唱えながら豆をまくことで、邪気を払い、幸運を招くとされています。もともとは宮中行事として行われていたものが、江戸時代以降、寺社や一般家庭にも広がりました。 現在でも、全国各地の寺社で豆まきが行われていますが、ここ神楽坂の毘沙門天 善國寺では、獅子舞や芸者の舞も披露されるため、より華やかな雰囲気が楽しめます。

獅子舞と芸者の舞で盛り上がる神楽坂の節分祭
豆まきの前には、大神楽の奉納演芸「獅子舞」が行われました。
太鼓の音とともに登場した獅子は、観客の前で勇ましく舞い踊りながら厄を払います。子どもたちも嬉しそうに鑑賞していました。 続いて、神楽坂の芸者(半玉)が優雅な舞を披露。 色鮮やかな着物をまとった芸者たちが、ゆったりとした音楽に合わせて舞う姿に、観客はうっとりと見入っていました。音響のトラブルはあったものの、芸者たちは優雅な舞を披露し、観客を魅了していました。
また、こうした伝統行事では、普段なかなか見ることのできない芸者の舞を、無料で間近に観られるのも神楽坂ならではの魅力です。

いよいよ豆まき!舞台から飛ぶ福豆をキャッチ
そして、いよいよ本番の豆まき! 「鬼は外! 福は内!」の掛け声とともに、舞台の上から福豆が勢いよくまかれ、参拝者たちは歓声を上げながら手を伸ばします。子どもたちは夢中になって豆をキャッチし、大人たちも楽しそうに福を求めていました。なお、私も芸者が投げた豆を運良くキャッチできました。
今年も神楽坂の芸者たちが豆まきに参加し、会場はまるでお祭りのような賑やかさでした。外国人旅行者の姿も見られ、カメラを片手に興味深そうに豆まきを体験している様子が印象的でした。

神楽坂で伝統文化を楽しむ機会を
毘沙門天 善國寺の節分豆まき式は、通常毎年2月3日に開催されますが、今年は暦の関係で2月2日に行われました。 神楽坂という歴史ある街で、今もこうした伝統行事が受け継がれていることに、改めて感動しました。 今年は積雪の心配もありましたが、無事に開催され、多くの人々が福を分かち合いました。来年も、多くの人に神楽坂での節分豆まきを体験してほしいと思います。


神楽坂へのアクセス
神楽坂エリアは、東京の主要な駅から30分以内でアクセス可能な便利な場所に位置しています。これは、神楽坂が東京の中心部、山手線の中心に位置しているためです。この便利で魅力的な神楽坂にぜひお越しください。