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千葉県の2つの地方鉄道(いすみ鉄道)

千葉県の2つの地方鉄道(いすみ鉄道)

 

目次

1:上総中野駅

2:大多喜城跡

3:空しか見えない踏切

4:ランタン列車

5:大原駅、勝浦駅

 

いすみ鉄道

1:上総中野駅

いすみ鉄道は1987年にJR東日本の木原線を引き継ぎ設立されました。大原駅から上総中野駅まで 26.8 kmの営業路線です。

いすみ鉄道の車内から見える景色は美しく、心が和む「ザ・里山」という感じです。田畑ではキジを見かけました。小湊鉄道沿線で見た1羽と合わせ、1日で5羽も国鳥を見ました。キジは日本鳥学会が選定した日本の国鳥です。雄は孔雀のような美しい尾羽を持つキジは、旧夷隅町(現在は大原町、岬町と合併し、いすみ市)のシンボルでもありました。

キジ

2:大多喜城跡

いすみ鉄道では、大多喜城跡の近くで車内アナウンスと共に減速してくれるので、ゆっくりと大多喜城を撮影できました。こういうサービスは地方鉄道ならではです。なお、近世の大多喜城は、初代城主の本多忠勝(徳川四天王と称される。在城期間1590~1601年)によって建てられました。再建された現在の城郭は博物館(千葉県立中央博物館)です。

大多喜城跡

3:空しか見えない踏切

いすみ鉄道では上総中川駅で降り、空しか見えない踏切として有名な撮影スポットである第二五之町踏切まで歩きました。徒歩で25分程度かかります。第二五之町踏切は国道465号から少し離れた場所にあるので、見逃さないように注意する必要があります。踏切に到着後、すぐにいすみ鉄道の列車が通過したため、いい写真を撮ることができました。

空しか見えない踏切

空しか見えない踏切

第二五之町踏切から国吉駅まで歩きましたが、ここでも徒歩25分ほど要しました。国吉駅には「ハートフルステーションくによし」という観光案内所があります。とても親切な職員が明るく対応してくれます。JR久留里線(木更津駅から上総亀山駅間の路線)で運用されており、いすみ鉄道に譲渡された車両「キハ30-62」が国吉駅に停まっていました。

国吉駅

4:ランタン列車

2023年3月27日から、いすみ鉄道では台湾集集線と姉妹提携7周年記念のランタン列車『祈福』を運行しています。私は国吉駅から運良くランタン列車に乗ることができました。

ランタン列車

5:大原駅、勝浦駅

いすみ鉄道の終着駅である大原駅に到着し、居酒屋で地酒を味わってから勝浦駅にJRで移動、寿司屋で食事をし、勝浦駅からはわかしお24号で東京駅に戻りました。

勝浦駅

大原駅

大原駅

勝浦

勝浦

勝浦

勝浦タンタンメン

朝6時30分に東京駅を出発し、夜9時30分過ぎに東京駅に到着しました。千葉県房総半島の地方鉄道2路線と里山を満喫し、大満足の日帰り旅行となりました。東京に滞在予定で地方に泊まり掛けで行く時間がない外国人観光客の皆さんに、日帰り房総半島の旅はお勧めです。

わかしお

なお、千葉県には今回私が乗車した小湊鉄道(営業距離39.1km)、いすみ鉄道(同26.8km)以外にも、さらに営業距離が短い銚子電気鉄道(同6.4km)と流鉄(同5.7km)の2つの地方鉄道会社があります。私は銚子電気鉄道には乗車経験がありますが、流鉄には乗車したことがありません。いずれ流鉄にも乗車し、ブログに書きたいと思っています。

 

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