10月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は4位が兵庫県(5種類の魚介類)でした。
兵庫県では、以下の5種類が10月に旬を迎える魚介類となります。
魚類
鰈(かれい)、しらす、にぎす、鱩(はたはた)、鱧(はも)
兵庫県は、しらす、鱩(はたはた)、鱧(はも)で漁獲高全国1位です。兵庫県は、北部に日本海、南部に瀬戸内海と全く異なる2つの海を持つため、多様な魚介類が水揚げされます。
全国漁業協同組合連合会は、兵庫県の秋の「PRIDE FISH」に、「香住ガニ」(旬:9-12月)、「淡路島のサワラ」(旬:9-11月)、「明石浦のもみじ鯛」(旬:9-11月)を選んでいます。また、夏の「PRIDE FISH」ではありますが、「淡路島の生しらす」(旬:5-11月)も10月に兵庫県に行けば、食べることができます。
「香住ガニ」は兵庫県但馬の香住港だけで水揚げされるベニズワイガニです。ズワイガニ(松葉ガニ)よりも、安く提供され、刺身などでもおいしく食べることができます。
淡路島ではサワラの生食文化の普及を図っています。私も生サワラを食べたことがありますが、とろけるような最高の食感で、とにかく絶品です。魚好きなのに生サワラを食べたことがない方は絶対食べてみてください。
明石の鯛は全国的に有名です。潮流の早い明石海峡で育った鯛は、身が引き締まっており、絶品です。一般的には、鯛の旬は春といわれますが、鯛が肥えて脂がのる秋のほうが本当の旬であるといわれています。春は「桜鯛」、秋は「もみじ鯛」といわれます。
淡路島の生しらすはカタクチイワシの稚魚で、潮流が速くエサが豊富な明石海峡で獲られます。淡路島の岩屋港に水揚げされたものだけが、「淡路島の生しらす」と呼ばれます。