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10月に旬を迎える魚介類(2位北海道)

10月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は2位が北海道(7種類の魚介類)でした。北海道は4カ月連続のトップ3入りとなります。

北海道では、以下の7種類が10月に旬を迎える魚介類となります。

 

魚類

いなだ、鰈(かれい)、鮭、秋刀魚、鰊(にしん)、ほっけ

鰊

その他魚介類

スルメイカ

 

全国漁業協同組合連合会は、北海道の秋の「PRIDE FISH」に、「北海道太平洋沿岸のししゃも」(旬:10-11月)と、「小樽・石狩のしゃこ」(旬:10-12月)を選んでいます。同じく、秋の「PRIDE FISH」に選ばれている「太平洋沿岸のまつかわがれい」(旬:9-1月)は以前紹介しました。

mantis shrimp

日本全国で一般的に「ししゃも」として食べられているのは、カラフトシシャモ(カペリン)です。日本固有種の「ししゃも」は日本全体の流通量の10%以下の貴重種です。しかも、漁獲時期が10,11月の2か月に限定されています。「釧路ししゃも」と「鵡川(むかわ)ししゃも」は地域団体商標登録を取得しています。

Shishamo

「ししゃも」はアイヌの人々が飢餓に苦しんでいた際に、「神々が相談をして柳の葉をススハム(ししゃも)として命を与え鵡川に流した」、との伝説があります。そこから、漢字では「柳葉魚」と表されています。

私も以前、10月に鵡川で「ししゃも寿司」を食べました。とても美味しかった記憶があります。10、11月に北海道に行く際には、是非、「ししゃも」を食べてみてください。なお、鵡川町は苫小牧からJR普通電車で約30分で到着します。

 

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