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10月の日本旅程4日目(福井県2日目)

10月の日本旅程4日目(福井県2日目)

(10月23日 土曜日)

 

目次

1、東尋坊

2、瀧谷寺(たきだんじ)

3、旧岸名家住宅

4、旧森田銀行本店

5、福井駅前

6、大安寺

7、養浩館(ようこうかん)庭園

8、佐佳枝廼社(さかえのやしろ)

 

1、東尋坊

旅行4日目の朝に、えちぜん鉄道とバスで東尋坊に行きました。えちぜん鉄道は20-30分に一本程度の運行です。私が乗車した電車は以下の通りです。

福井駅7:23発 えちぜん鉄道三国芦原線・三国港行 三国港8:14着

福井駅から三国港駅までの乗車券は770円です。私は土・日・祝日限定の一日フリーきっぷを買いました。えちぜん鉄道を1日乗り放題で大人(中学生以上)1,000円、こども500円なので、福井駅と三国港を往復すればかなり割安です。

えちぜん鉄道

えちぜん鉄道の車両はポップな色使いでした。一方、三国港駅の駅舎は無人駅であり、かなりレトロです。三国港駅から徒歩3分程度のバス停から東尋坊に向かいました。私が乗車したバスは以下の通りです。

三国港駅前8:36発 87芦原丸岡永平寺線 東尋坊8:41着 運賃200円

三国港駅

東尋坊国の名勝・天然記念物です。柱状節理が約1kmに渡って続きます。険しい岩壁は最も高い場所で約25mになります。ただし、私が以前訪問した宮崎県の「馬の背」(柱状節理、国の天然記念物)は高さが約70m、同じ宮崎県の高千穂峡(柱状節理、国の名勝・天然記念物)も高さは80-100mに達します。東尋坊は馬の背、高千穂峡の半分以下の高さであるため、比較すると迫力はあまりないと感じました。東尋坊はローソク岩など西側の方がより崖の迫力を感じることができると思います。ただし、足場は良くないので、滑り落ちないようにしましょう。

東尋坊

東尋坊

東尋坊

東尋坊

東尋坊はこの崖から突き落とされた僧侶の名前です。東尋坊という僧侶は悪行を重ねており、同僚の僧侶から恨みを買っていたようです。東尋坊の名前の由来がおもしろいですね。

なお、東尋坊の入場料は必要ありません。

 

2、瀧谷寺(たきだんじ)

東尋坊見学後に瀧谷寺へ行きました。私が乗車したバスは以下の通りです。

東尋坊9:20発 85 東尋坊線 三国図書館9:31着 運賃320円

三国図書館で下車してから10分弱歩くと瀧谷寺につきます。瀧谷寺は国の重要文化財、名勝です。1375年に紀州根来寺の睿憲上人が創建しました。本堂や観音堂、山門は素晴らしく、訪問する価値がある寺だと思います。本堂では無料で瀧谷寺について説明をしてくれます。

瀧谷寺

瀧谷寺

瀧谷寺

宝物殿の雨漏り工事のために、国宝の金銅宝相華文磬(平安時代794年-1185年の鳴器)を見ることはできませんでした。

拝観料:大人500円、中高生300円、小人200円

 

3、旧岸名家住宅

次に、瀧谷寺から徒歩15分程度の場所にある旧岸名家住宅に行きました。東尋坊や瀧谷寺、旧岸名家がある三国は北前船(日本海海運を中心に、主に買積みの北国廻船の名称)の拠点であり、大いに栄えました。その三国で材木商を営んでいたのが岸名家です。切妻造妻入の前方に平入の表屋を付けた「かぐら建て」の町家です。旧岸名家住宅は国の有形文化財です。

瀧谷寺

入場料:100円

 

4、旧森田銀行本店

旧森田銀行本店は旧岸名家から徒歩1分の場所にあります。森田銀行は三国の豪商森田家により1920年に本店として落成されました。旧森田銀行本店の外観も内部の意匠も素晴らしかったです。内部の素晴らしさは盛岡市の岩手銀行赤レンガ館に匹敵する素晴らしさだと思います。訪問の価値は大いにあります。旧森田銀行本店は国の有形文化財です。

旧森田銀行本店

旧森田銀行本店

旧森田銀行本店

入場料:無料

 

5、福井駅前

旧森田銀行本店を見学後、地酒を少し飲んでから福井駅へ戻りました。私が乗車した電車は以下の通りです。

三国駅11:11発 えちぜん鉄道三国芦原線・福井行 福井駅12:01着 運賃730円(ただし、私は「一日フリーきっぷ」を購入)

福井駅周辺には恐竜モニュメントや座っている恐竜博士、恐竜のトリックアートなどがあり楽しめます。

福井恐竜

福井恐竜

福井県は日本の恐竜化石の発掘が日本一(日本全体の約8割)で、「恐竜王国 福井」として観光客を誘致しています。福井駅周辺の恐竜たちの存在がとてもユニークで素晴らしい取り組みだと思います。

福井恐竜

福井恐竜

福井恐竜

 

6、大安寺

昼食後、大安寺(大安禅寺)に行きました。私が乗車したバスは以下の通りです。

福井駅13:13発 10 越前海岸ブルーライン 大安寺門前13:34着 運賃420円

大安寺門前のバス停を下車後、大安寺までは徒歩15分弱かかります。

大安寺は本堂、山門、廟所などが国の重要文化財です。1658年、第4代福井藩主松平光通公が福井藩主松平家の永代菩提所として建立されたのが大安寺です。福井歴代藩主の廟所、通称「千畳敷」があります。本堂と山門は残念ながら修理中でした。「千畳敷」は急な坂道を5分ほど登る場所にあります。誰もいなかったのですが、粛然とした雰囲気の廟所でした。

大安寺

千畳敷

千畳敷

拝観料:大人500円、大学生400円、 中高生300円、 小学生200円

 

7、養浩館(ようこうかん)庭園

福井駅に戻り、クラフトビールを飲んだ後に、養浩館庭園に行きました。私が大安寺から乗車したバスは以下の通りです。

大安寺門前14:33発 10 越前海岸ブルーライン 福井駅14:53着 運賃420円

福井駅から養浩館庭園まで徒歩10分強です。

養浩館庭園

養浩園

養浩園

養浩館庭園は数寄屋造りの屋敷をそなえる回遊式の庭園で、国の名勝です。かつては福井藩主松平家の別邸でした。

私の訪問時(10月23日)は「秋のライトアップ」(10月1日から11月7日)が行われており、屋敷からの景色が素晴らしかったです。ですが、訪問者が少なく残念に感じました。多くの皆さんに行っていただきたい庭園です。

養浩園

入園料:220円

 

8、佐佳枝廼社(さかえのやしろ)

養浩館庭園を出て、福井駅まで歩いていると綺麗な鶴の折り紙をつるした佐佳枝廼社を偶然見つけました。鶴の折り紙は12万羽になるそうです。御祭神は福井藩祖である松平秀康公、江戸幕府初代将軍である徳川家康公、福井藩16代藩主である松平慶永公(春嶽公)です。

佐佳枝廼社

佐佳枝廼社

 

 

 

(注:文中に掲載している交通機関の出発・到着時間や料金、入場料などはBLOG執筆時のものです。今後変更する可能性がありますので、旅行に行く際にご自身でご確認ください。)

 

 

 

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