Site Overlay

1月の日本旅程1日目(山形県)

1月の日本旅程1日目(山形県)

(1月25日 火曜日)

 

目次

1、旧山形師範学校本館

2、山形県旧県庁舎及び県会議事堂

3、山形まなび館(旧山形第一小学校校舎)

4、山形市内散策

5、山形まるごと館 紅の蔵

6、霞城、旧済生館本館

7、銀山温泉

 

1、旧山形師範学校本館

1月25日から3泊4日で山形県を旅行しました。今回も荷物を旅行先に送り、「手ぶら旅行」を楽しみました。

まず、羽田空港から山形空港へ向かい、山形市内を観光しました。私が利用した飛行機は以下の通りです。朝の羽田空港から富士山が綺麗に見えました。

羽田空港7:15発 JAL175便 山形空港8:15着

富士山

山形空港に到着し、空港バスで山形市内に行きました。私が利用した空港バスは以下の通りです。

山形空港8:30発 空港シャトルバス 山形駅東口9:05着 運賃980円

山形市内に到着し、まず始めにバスで「旧山形師範学校本館」に行きました。私が利用したバスは以下の通りです。

山形駅前9:21発 U19・C13沼の辺行 北高前9:32着 運賃250円

旧山形師範学校本館の建物は1901年に建設されたもので、国の重要文化財に指定されています。

旧山形師範学校本館

木造の旧山形師範学校講堂は山形県の指定有形文化財です。屋根の下の意匠が素晴らしいと思います。

旧山形師範学校講堂

入場料:大人150円、学生70円

 

2、山形県旧県庁舎及び県会議事堂

旧山形師範学校本館から徒歩で約10分の場所にある「山形県旧県庁舎、県会議事堂」へ行きました。

「山形県旧県庁舎、県会議事堂」の現在の建物は1916年6月に完成しました。山形県旧県庁舎と県会議事堂は渡り廊下で結ばれています。山形県旧県庁舎と県会議事堂はともに、とても重厚で山形県の底力を垣間見ることができます。山形県旧県庁舎の両翼は62.7メートルもあり、広角レンズでもすべてを一枚の写真に収めることは困難です。両方の建物ともに、国の重要文化財です。

山形県旧県庁舎

山形県会議事堂

なお、旧県庁舎中央の時計台は稼働している時計台としては札幌時計台に次ぐ日本で2番目に古いものです。

山形県旧県庁舎

山形県旧県庁舎の内部の見学は無料です。

山形県旧県庁舎

山形県旧県庁舎

 

3、山形まなび館(旧山形第一小学校校舎)

次に、「山形県旧県庁舎、県会議事堂」から徒歩15分程度の「山形まなび館(旧山形第一小学校校舎)」へ行きました。山形まなび館は山形第一小学校の旧校舎です。2004年までは山形第一小学校の校舎として使われていました。建物は1927年に山形県では初めてとなる鉄筋コンクリート造の建物として完成しました。現在は改修工事中です。国の登録有形文化財です。

山形まなび館

 

4、山形市内散策

山形市は第二次世界大戦で空襲被害を受けなかった日本で数少ない県庁所在地です。そのため、山形市内には古い建物が多く残っており、散策が楽しい街でした。散策中に見つけた古い建物の写真を掲載します。

山形市内

山形市内

山形市内

 

5、山形まるごと館 紅の蔵

山形まるごと館 紅の蔵」は紅花商人であった長谷川家所有の蔵屋敷です。現在では観光複合施設として、山形の特産品の販売、伝統野菜など農産物の直売、イベントの開催、観光情報の提供などを行っています。

山形まるごと館 紅の蔵

 

6、霞城、旧済生館本館

「山形まるごと館 紅の蔵」から徒歩20分程度の距離にある霞城(かじょう、山形城)は斯波兼頼(最上氏初代)が1357年に築城したことに始まります。山形藩の初代藩主の最上義光氏が城郭の整備が行った城です。国の指定史跡、財団法人日本城郭協会が定めた日本百名城です。山形城の面積は国宝の姫路城(兵庫県)よりも広く、日本で5番目の広さだったようです。ただし、築城当初から天守閣がない平城でした。

私の訪問時には本丸一文字門が雪で美しい情景となっていました。

霞城

以前、私は桜の開花時期に霞城に行きました。霞城には多くの桜の巨木があり、とても美しい桜の光景に感動したことを思い出します。

旧済生館本館は1878年に山形県立病院として建設されたものです。1969年に霞城公園内に移転復元されました。現在は山形市郷土館として利用されています。木造三層楼の美しい建物で、明治初期の下見板張擬洋風建築の最高傑作と評価され、国の重要文化財に指定されました。1階部はドーナツ型でとても特徴的な建物です。

旧済生館本館

旧済生館本館

旧済生館本館

旧済生館本館の内部の見学は無料です。

旧済生館本館

旧済生館本館

 

7、銀山温泉

山形市内で昼食を食べ、新幹線と旅館の送迎バスで銀山温泉へ向かいました。私が利用した新幹線と送迎バスは以下の通りです。

山形駅12:46発 山形新幹線「つばさ133号」 大石田駅13:16着 運賃1,970円

大石田駅13:40発 旅館の送迎バス 銀山温泉14:10着

山形新幹線は福島駅から新庄駅を走ります。新幹線と名がつくものの法的には在来線のミニ新幹線です。ミニ新幹線は既存の在来線を新幹線路線と直通運転できるようにした方式でミニ新幹線区間内の最高速度は時速130kmしか出ません。車幅はフル規格の新幹線の3380mmに対して、ミニ新幹線は2945mmと幅が狭く、そのため通路を挟んで2席並びの座席(フル規格新幹線は3席と2席)です。車内はとても清潔で快適な車両でしたので、全く不満はありませんでした。

山形新幹線

山形新幹線

山形新幹線

山形新幹線の車窓から見える雪景色は素晴らしかったです。

山形新幹線からの景色

銀山温泉は山形県尾花沢市にある温泉で、最寄り駅は大石田駅です。大石田駅は山形新幹線の停車駅なので、東京駅から乗り換え無しで3時間30分弱でアクセス可能です。大石田駅から各旅館の無料送迎バスで30分で銀山温泉に到着します。NHK連続テレビ小説「おしん」の舞台となったことで脚光を浴び、国内外から多くの旅行客を集めています。私が行った時も大石田駅では多くの乗客が山形新幹線から降り、無料送迎バスは満席でした。銀山温泉の総部屋数が少ないため、予約を取ることが困難な日本でも有数の大人気温泉街といえます。

銀山温泉

銀山温泉の歴史は1689年に銀山が閉山した後に、湯治場として賑わったことから始まります。その後、1913年の大洪水により温泉街は壊滅しましたが、大正末期から昭和初期に現在の温泉街の光景が作られました。大正ロマン漂う美しい光景が多くの旅行客を魅了しています。特に、銀山温泉の夜景は最高に美しい景色だと思います。

銀山温泉

銀山温泉

今回、私が宿泊した能登屋旅館国の登録有形文化財です。NHKの「おしん」のロケも行われました。また、映画「千と千尋の神隠し」の「油屋」のモデルになったと言われています。

能登屋

また、銀山温泉には漆喰を用いて作られるレリーフである「こて絵(こてえ、鏝絵)」が飾られている旅館が多くあります。こて絵を見ながら散歩するだけでも楽しい温泉街でした。

こて絵

こて絵

こて絵

銀山温泉には足湯も外湯もあります。外湯の「しろがね湯」は著名建築家の隈研吾の設計です。

銀山温泉

銀山温泉

 

 

(注:文中に掲載している交通機関の出発・到着時間や運賃、入場料、食事の料金などはBLOG執筆時のものです。今後変更する可能性がありますので、旅行に行く際にご自身でご確認ください。)

 

 

 

Follow me!

PAGE TOP