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12月の日本旅程1日目(青森県1日目)

12月の日本旅程1日目(青森県1日目)

(12月11日 土曜日)

 

目次

1、羽田空港

2、機上からの風景

3、青森県立三沢航空科学館

4、ねぶたの家 ワ・ラッセ

5、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

6、青森県立美術館

 

株式会社EDO KAGURAを12月7日に設立し、登記簿謄本が出来上がるまでの12月11日(土)から12月14日(水)まで、青森・秋田旅行に行きました。青森は12月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県で第3位(1位は北海道、2位は宮城県)でした。9月に宮城県、岩手県、北海道に行ったので、今回は青森県と秋田県に行くことにしました。今回も事前に荷物を宿泊先に配送し、身軽な手ぶら旅行を楽しみました。

1、羽田空港

羽田空港から青森県三沢空港まで飛びました。私が搭乗した飛行機は以下の通りです。

羽田空港7:45発 JAL153便 三沢空港9:05着

羽田空港では恐竜博士が羽田空港にサンタクロースの衣装を着せられて飾られていました。私は10月の北陸・近畿旅行の際に福井駅で「恐竜博士」を見ました。最近、地方で見たものを東京で見るのはなぜかうれしいですね。

恐竜博士

恐竜博士

 

2、機上からの風景

JAL153便の機上からとても綺麗な景色を見れました。特に、朝日が海に映りこみ、燃えるような色になっていたのは驚きました。

機上からの景色

機上からの景色

機上からの景色

機上からの景色

機上からの景色

 

3、青森県立三沢航空科学館

三沢空港へ着陸し、タクシーで青森県立三沢航空科学館へ行きました。青森県立三沢航空科学館へはタクシー以外の公共交通機関では不便です。「MISAWAぐるっとバス」が土日祝日だけ運行しているのですが、三沢空港から一日3便(11月~3月、4月~10月までは一日4便)しかありません。しかも、運行時間が中途半端です。三沢空港の到着便は一日6便(9:05着、10:55着、12:25着、14:35着、16:15着、18:40着)ですが、「MISAWAぐるっとバス」の三沢空港の三沢航空科学館行き出発時間は10:23発、12:17発、14:07発と飛行機の到着時間とは全くタイミングがありません。もっと飛行機の到着時間とタイミングを合わせば便利になると思うのですが残念です。

三沢航空科学館は航空機の展示やその歴史の紹介や科学知識の普及を目的とした施設です。私は今まで全く知らなかったのですが、三沢は1931年に世界初の太平洋無着陸横断飛行を成功したミス・ビードル号の出発地となるなど、航空史の草創期から深くかかわりを持ってきました。

ミス・ビードル号

ミス・ビードル号

館内にはミス・ビードル号をはじめ、1911年に国産機としては最初の飛行記録を作った奈良原式2号機や日本人初の民間飛行士となった白戸榮之助(青森県出身)が乗った白戸式旭号、周回航続距離の世界記録を樹立した航研機(東京帝国大学航空研究所が開発)などのレプリカが展示されています。

奈良原式2号機

白戸式旭号

航研機

また、ホンダジェット技術実証機や空飛ぶクルマ(モックアップ)なども展示されています。

ホンダジェット

空飛ぶクルマ

飛行機の展示だけではなく、フライトシュミレーターなど体験施設もあり、多くの家族連れでにぎわっていました。

フライトシュミレーター

入館料:一般510円、高校生300円、中学生以下無料

なお、三沢航空科学館のロッカーは無料です。

 

4、ねぶたの家 ワ・ラッセ

遅い朝食後、三沢市から青森市へ移動しました。私が乗車した交通機関は以下の通りです。

三沢駅11:23発 青い森鉄道 青森行 青森駅12:37着 運賃1,830円

三沢駅ではクレジットカードの使用ができませんでした。現金をご用意ください。

青森駅に到着し昼食を食べ、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ行きました。当初、世界遺産の三内丸山(さんないまるやま)遺跡へ行く予定だったのですが、12月7日~12日は燻蒸(くんじょう)作業のため臨時休館となっており、あきらめました。

ねぶたの家 ワ・ラッセ」は青森駅から徒歩一分ととても便利な場所にあります。1階には祭本番に出陣した大型ねぶたが常設展示されています。芸術的な作品としての素晴らしさと幅9m・奥行き7m・高さ5mという大きさの迫力に圧倒されました。私はねぶた祭を見たことが無かったので、近くでねぶたを見れて良かったです。

ねぶた

ねぶた

ねぶた

2階にはねぶた祭の歴史やねぶた製作の名人(名工)の作品が展示されています。名人の作品は派手さのないおちついた色合いの作品で素晴らしいと思いました。

ねぶた

ねぶた

ねぶた

なお、青森ねぶた祭は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

入場料:大人620円、高校生460円、小中学生260円

お得なワ・ラッセと八甲田丸の2館共通券(大人930円、個別チケットでは合計1,130円)、ワ・ラッセとアスパム(大人1,070円、個別チケットでは合計1,360円)の2館共通券、ワ・ラッセ・アスパム・八甲田丸の3館周遊券(大人1,380円、個別チケットでは合計1,980円)があります。

 

5、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

「ねぶたの家 ワ・ラッセ」のすぐ近くにある「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」の見学に行きました。

青函連絡船は1908年から1988年まで80年間にわたり、青森港と函館港を運航した鉄道連絡船です。鉄道連絡船は世界的にも大変珍しい鉄道車両が船を通じて海を渡る船です。

八甲田丸

八甲田丸の船内には観光客は少なかったです。しかし、人の少なさが静けさを生み、船内にかかるジャズの音楽と調和することにより青函連絡船の良さを引き立てていました。古い鉄道車両への照明が薄暗く、車両が眠っていながら佇んでいるようで、それが青函連絡船の歴史を物語っているようで個人的にとても好みでした。

八甲田丸

八甲田丸

八甲田丸

間近で見れた巨大なエンジンも青函連絡船という巨大構造物の動力源として主張しているような力強い迫力があり素晴らしかったです。

八甲田丸

入場料:大人510円、中高校生310円、小学生110円

 

6、青森県立美術館

青森駅から青森県立美術館へ行きました。私が利用したバスは以下の通りです。

青森駅15:07発 P51 浪館通り線 県立美術館前15:28着 運賃280円

青森県立美術館は奈良美智(なら よしとも)氏の「あおもり犬」で有名です。「あおもり犬」は高さ8.5m、横幅6.7mの巨大な犬です。館内で写真撮影可能な数少ない作品の一つでもあるので、青森県立美術館を訪問した多くの人が「あおもり犬」をSNSなどに投稿しています。

あおもり犬

奈良美智氏の作品は青森県立美術館に多く展示されていますが、それは奈良美智氏が青森県弘前市出身だからです。どこか漫画的なタッチの作品は多くの人を惹きつける力を持っており、海外でも高く評価されているアーティストです。青森県立美術館には奈良美智氏の写真撮影可能な作品として「Miss Forest / 森の子」もあります。しかし、「Miss Forest / 森の子」は八角堂という少し離れた場所にあるため、見ないで帰る人もいるのではないかと私は心配しています。

Miss Forest / 森の子

昨年行った青森県の十和田市現代美術館にも奈良美智氏の巨大なウォールアートがありました。

奈良美智

青森市出身の版画の巨匠である棟方志功氏の作品も青森県立美術館には多く展示されています。縄文土器と一緒に展示されている棟方志功氏の作品もあります。青森市が誇る世界遺産「三内丸山遺跡」から出土した縄文土器と青森市出身の巨匠棟方志功氏のコラボレーションは素晴らしかったです。

棟方志功

棟方志功

また、大ホールにはマルク・シャガールの「アレコ」全4作品が展示されています。巨大な絵画に圧倒されました。

アレコ

全ての作品を見終えて、青森県立美術館を出ると日が暮れて美術館がライトアップされていました。美術館の夜景はとても綺麗でした。青森県立美術館の設計は多くのルイ・ヴィトンのビルを手掛けている青木淳建築計画事務所です。

青森県立美術館

入場料:一般510円、大学生・高校生300円、中学生・小学生100円

 

美術館から青森駅にバスで戻って来ました。私が利用したバスは以下の通りです。

総合運動公園前15:07発 A1 国道古川線 青森駅16:42着 運賃240円

青森港の砂浜にねぶたの技法でつくられた市民手作りの和紙オブジェ「雪だるま~る」のイルミネーションがありました。とても綺麗な景色でした。

雪だるま~る

 

 

(注:文中に掲載している交通機関の出発・到着時間や運賃、入場料、食事の料金などはBLOG執筆時のものです。今後変更する可能性がありますので、旅行に行く際にご自身でご確認ください。)

 

 

 

 

 

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