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12月の日本旅程4日目(秋田県1日目)

12月の日本旅程4日目(秋田県1日目)

(12月14日 火曜日)

 

目次

1、天徳寺

2、赤れんが郷土館

3、民俗芸能伝承館

4、旧金子家住宅

5、秋田空港

 

1、天徳寺

青森・秋田旅行4日目は雪の影響を考慮し、訪問予定であった男鹿半島の「男鹿真山伝承館」に行くことをあきらめました。そのため、11時前にチェックアウトし、早い時間の昼食を食べてから、秋田市内を観光しました。

まず、天徳寺に行きました。私が利用したバスは以下の通りです。

秋田駅西口12:20発 207秋田厚生医療センター前行き 天徳寺前12:31着 運賃250円

天徳寺

天徳寺は曹洞宗(禅宗)の寺院です。久保田藩(秋田藩)の藩主佐竹氏の菩提寺です。本堂、書院、山門、総門の4棟と佐竹家霊屋が国の重要文化財になっています。建立時期は本堂が1687年、書院が1806年、山門が1709年、総門が17世紀初頭、佐竹家霊屋が1672年です。

天徳寺

天徳寺

本堂の改修工事のため、見ることができませんでした。三門は禅宗寺院らしい質実剛健の立派な三門でした。佐竹家霊屋は入ることができませんでしたが、塀の外から撮影だけできました。

天徳寺

2023年に改修工事の完成が予定されています。秋田駅からも近くアクセスがいいので、改修工事後に秋田旅行に行く際に、再訪したいと思います。

 

2、赤れんが郷土館

天徳寺から「赤れんが郷土館」へ行きました。私が利用したバスは以下の通りです。

天徳寺前12:53発 209秋田駅西口行き 二丁目橋13:03着 運賃250円

「赤れんが館郷土館」は旧秋田銀行本店として、1912年に完成した建物です。「赤れんが館郷土館」という名称ですが、1階が白の磁器タイル、2階が赤れんがという紅白のコントラストのとても美しい建物です。国の重要文化財です。個人的に残念なのは、「赤れんが館郷土館」の料金表などの看板が青色なので、建物の美しさを損なっているという点です。

赤れんが館郷土館

赤れんが館郷土館

「赤れんが館郷土館」の内部は見学できます。一階ホールの旧営業室の天井に施された石こうレリーフや巨大なシャンデリアは一見の価値ありです。

赤れんが館郷土館

赤れんが館郷土館

また、旧頭取室や旧貴賓室の立派な暖炉も素晴らしいので、是非、内部の見学もして欲しいです。

赤れんが館郷土館

赤れんが館郷土館

赤れんが館郷土館

赤れんが館郷土館

赤れんが館郷土館

入場料:210円、3館(赤れんが館郷土館、民俗芸能伝承館、旧金子家住宅)共通券260円、高校生以下は無料

 

3、民俗芸能伝承館

「赤れんが館郷土館」から徒歩5分程度の「民俗芸能伝承館」へ行きました。「民俗芸能伝承館」の一階では秋田竿燈(かんとう)祭りの竿燈、土崎港曳山まつりの曳山(ひきやま)などを常設展示しています。秋田竿燈(かんとう)祭りと土崎港曳山まつりは国の重要無形民俗文化財です。

民俗芸能伝承館

民俗芸能伝承館

竿燈演技を実際に体験できるチャレンジコーナーもあります。私も小学校低学年向けの竿燈を持ってみましたが、想像したよりもとても重く、長いためうまく持てませんでした。大人用の竿燈を持った演技がいかに高度な技を要求されるか理解できました。

民俗芸能伝承館

2階、3階の展示室では秋田の多くの民俗芸能についての展示や映像での紹介がありました。「民俗芸能伝承館」はかなり充実した施設だと思います。入場料100円は破格の値段だと思いますので、是非、多くの方に訪問して欲しいです。

入場料:100円(旧金子家住宅と共通)、3館(赤れんが館郷土館、民俗芸能伝承館、旧金子家住宅)共通券260円、高校生以下は無料

 

4、旧金子家住宅

「民俗芸能伝承館」の隣に「旧金子家住宅」があります。「旧金子家住宅」は江戸時代後期の町家で、内部もかなり綺麗に残っています。秋田市の有形文化財に指定されています。

旧金子家住宅

旧金子家住宅

「旧金子家住宅」の奥に入ると自動的に昔の商売の会話が流れてきます。タイムスリップしたような気分になれるいい試みだと思います。

旧金子家住宅

旧金子家住宅

入場料:100円(民俗芸能伝承館と共通)、3館(赤れんが館郷土館、民俗芸能伝承館、旧金子家住宅)共通券260円、高校生以下は無料

 

5、秋田空港

秋田市内で夕食を食べた後に、秋田空港に向かいました。私が利用したバスは以下の通りです。

秋田駅西口18:30発 リムジンバス秋田空港線 秋田空港19:10着 運賃 950円

秋田空港には秋田で世界的にも有名なナマハゲや秋田犬のオブジェや写真が飾ってありました。

秋田空港

秋田空港

秋田空港

また、クリスマス用にドライフラワーも飾ってありました。派手な色使いではない好感度が高いドライフラワーだと思います。

秋田空港

秋田県出身の漫画家である矢口高雄さんの代表作「釣りキチ三平」の陶板レリーフがパブリックアートとして秋田空港のロビーを飾っていました。大きさは横6.7メートル、縦3.5メートルと大型レリーフです。「釣りキチ三平」は私も子供のころ大好きな漫画でした。

秋田空港

 

 

(注:文中に掲載している交通機関の出発・到着時間や運賃、入場料、食事の料金などはBLOG執筆時のものです。今後変更する可能性がありますので、旅行に行く際にご自身でご確認ください。)

 

 

 

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