8月に旬を迎える魚介類を日本全体とトップ3にランクされる都道府県に分けてご紹介します。なお、旬は天候変動による水揚げ状況により、地域によっても、年によっても異なる可能性があるため、あくまでも参考データとして考えてください。
8月に旬を迎える魚介類は調査した87種類の中で29種類となります。順不同で29種類の魚介類を列挙しますと以下の様になります。
魚類
甘鯛、穴子、鮎、いなだ(はまち)、いぼだい(えぼだい)、鰯、かじきまぐろ、鰹、かます、鰈(かれい)、かわはぎ、かんぱち、キス、しまあじ、鱸(すずき)、太刀魚、ほっけ、マグロ、室アジ(むろあじ)
貝類
鮑(あわび)、栄螺(さざえ)、帆立
その他魚介類
アカイカ、スルメイカ、雲丹(うに)、車海老、毛蟹、昆布、真蛸(まだこ)
8月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は1位が宮城県(10種類の魚介類)と長崎県(同)、3位が北海道(9種類)となり、順位変動はありますが、7月のトップ3と変わりません。長崎県は2カ月連続の首位となりました。なお、4位は岩手県(7種類)、5位は青森県(6種類)となります。以下、上位3位までの都道府県でどのような魚介類が旬を迎えるのかを列挙します。
宮城県では、以下の10種類。
魚類が、穴子、鰯、かじきまぐろ、鰹、鱸(すずき)、マグロ
貝類が、鮑(あわび)、帆立(ほたて)
その他魚介類が、雲丹、真蛸(まだこ)
長崎県では、以下の10種類。
魚類が、甘鯛、穴子、伊佐木(いさき)、いなだ(はまち)、いぼだい(えぼだい)、鰯、太刀魚、室アジ(むろあじ)
その他魚介類が、スルメイカ、雲丹
北海道では、以下の9種類。
魚類が、いなだ(はまち)、鰈(かれい)、ホッケ
貝類が、帆立(ほたて)
その他魚介類が、アカイカ、スルメイカ、雲丹、昆布、真蛸(まだこ)
なお、かます、かわはぎ、キス、毛蟹は漁獲量の統計がないため都道府県別のランキングには入れていません。
7月と8月では同じ夏ということもあり、大きな順位変動はありませんでした。変化という点では日本人になじみが深いという点では旬の魚介類に鰹が入ったことでしょうか。戻り鰹の時期ですね。私は戻り鰹の刺身やたたきが大好きです。なお、鰹は高知県が有名ですが、漁獲量では1位静岡県、2位東京都、3位宮城県、4位高知県、5位三重県というランキングとなります。東京都が高知県より鰹の漁獲量が多いということは意外ではないでしょうか。
上位3位までに変動がなく、食べることができる郷土料理にも大きな変化が無いので、8月の郷土料理の紹介は割愛します。
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