青森県五所川原市へ旅行(1)
目次
1:五所川原までの行程
2:五所川原での昼食とアップルパイ
3:絶品寿司と大人気居酒屋
4:「津軽三味線会館」、「斜陽館」
5:町中華「鳳天雄」
6:「立佞武多の館」
7:弘前で驚いた居酒屋
1:五所川原までの行程
五所川原市役所と津軽鉄道との観光客誘致に関する意見交換に五所川原市へ行きました。その際、五所川原市で観光もしてきたので、ミニ旅行を投稿します。五所川原市までの行程は「遠い」の一言です。私は東京駅を6:32発の「はやぶさ1号」で出発し、新青森駅に9:49着、奥羽本線に乗り換え、川部駅に10:29着、五能線に乗り換え、五所川原駅に11:05に到着しました。合計4時間半以上の行程でした。
また、飛行機を利用する場合でも、東京駅を6:15に出発し、羽田空港7:30発のJAL141便に乗ると、五所川原駅には11:05に到着します。
新幹線でも飛行機でも4時間半以上かかる行程です。五所川原は遠いので、仙台や盛岡経由など途中で他の場所に立ち寄っての旅行がいいかもしれません。
2:五所川原での昼食とアップルパイ
五所川原に到着後、駅から徒歩約5分の距離にある「亀乃家」という店で「天中華そば」という変わったメニューを注文しました。「亀乃家」は五所川原駅周辺(800m以内)で1位(3.52点)の高得点を獲得している店です。私が入店した直後、11:30頃には店内はほぼ満席になるほどの人気店でした。
「天中華そば」は醤油ベースのラーメンにホタテの天ぷらが載った一品です。天ぷらそばと中華そばを合わせたような食べ物です。
天中華そば
私はこの「天中華そば」をとても懐かしく感じました。なぜなら、私の生まれ故郷の姫路にも「駅そば」という少し似た食べ物があるからです。「駅そば」はつゆがうどん風つゆで麺は中華そばです。その上に、天ぷらが載っています。「天中華そば」と「駅そば」の主な違いは、つゆが中華風であるかうどん風であるかの部分です。五所川原と姫路という非常に遠い場所で似た食べ物を発見し、うれしくなりました。
駅そば
「亀乃家」の後は、「カルネドール」で「アップルパイ」を食べました。青森県といえば、リンゴの産地です。五所川原発祥の身の中まで赤いりんご「御所川原」もあります。「カルネドール」の「アップルパイ」は平均点以上の美味しいアップルパイでした。
ちなみに、五所川原公式観光サイトの「食べる」の項目には、「りんご」や「五所川原スイーツ」、「津軽鉄道駅弁」、「桑田ミサオさんの笹餅」といった4種類しか掲載されていません。もっと、頑張って多くの食べ物を掲載して欲しいものです。
3:絶品寿司と大人気居酒屋
五所川原市役所と津軽鉄道とのミーティングの後、津軽鉄道に乗り、金木駅へ行きました。金木駅は太宰治の生家「斜陽館」の最寄り駅です。既に、時間が遅かったので、「斜陽館」の見学は翌日に延期し、「斜陽館」近くの「奴寿司」へ行きました。「奴寿司」へ行った目的は「馬刺し」を食べることです。
金木町は小さな町ですが、馬肉を楽しむ文化が根付いています。金木駅は津軽鉄道で五所川原駅からわずか20分の距離にありますが、馬肉は五所川原駅周辺ではほとんど食べられないようです。その金木町でも食べられる飲食店は「奴寿司」のほかに、「メロス食堂」と「駅舎」という2軒しかないようです。ブランド馬肉「あおもり馬選」が有名だそうですが、生産量の少なさが分かります。しかし、「奴寿司」で食べた馬刺しは馬肉文化で有名な熊本県、長野県、福島県などの馬肉と比べてもおいしさが際立っていました。馬刺しを味わうだけでも、金木町を訪れる価値はあると感じました。
「奴寿司」では、馬刺し以外にも握り寿司を注文しました。これも絶品でした。私は寿司好きで、東京をはじめ、多くの港町で寿司を食べ歩いてきましたが、「奴寿司」の握り寿司は私の人生の中でもトップクラスの寿司でした。最後に、五所川原市の十三湖で獲れた蜆を使った巻き寿司を食べました。これまた、絶品でした。このような絶品を味わえるので、地方を訪れるのがやめられません。また、店主を中心に接客も素晴らしいものでした。再訪したい寿司屋となりました。
「奴寿司」で大満足な馬刺しと寿司を食べた後に、五所川原駅へ戻り、「釣吉」という居酒屋に行きました。五所川原駅周辺ではほとんど人を見かけなかったのに、「釣吉」は超満員でした。私も相席となりました。「釣吉」の刺身はどれもおいしく満足でした。しかし、その前に、「奴寿司」で絶品馬刺しと絶品寿司を食べた後なので、その感動には及びませんでした。しかし、「奴寿司」に行く前であれば、とても感動した良い居酒屋だと思いました。
その後、ホテルに戻る前に、「Creature Brewing」というクラフトビアバーが営業していたので、寄ってみました。このビアバーはプレオープン中で、私以外は店長の同級生たちで、津軽弁で楽しく話をしていました。津軽弁を聞きながらのクラフトビールは最高においしいものでした。近くの町中華「鳳天雄」の若旦那が来ていたので、翌日の昼に食べに行くことを約束し、店を出ました。