2つの浮世絵美術館に制作体験チラシを設置
このたび、太田記念美術館、すみだ北斎美術館という東京を代表する2つの浮世絵美術館に制作体験のチラシを置いて頂くことになりました。両美術館には心より感謝申し上げます。是非、両美術館で浮世絵を鑑賞する際に、制作体験のチラシをご覧ください。
高橋工房での版画体験で浮世絵への理解を深める
美術館で浮世絵を鑑賞し、その前後に浮世絵制作体験をすることで、浮世絵についての理解が深まることは間違いありません。浮世絵制作体験は単なる体験だけではなく、浮世絵鑑賞方法や浮世絵制作工程などの解説も聞くことができます。また、ご自身で制作した浮世絵を利用して、団扇とブックカバーを作成し、お土産としてお持ち帰りができます。さらに、職人が制作した本物の浮世絵1枚をご自身で選び、お土産として、持ち帰ることができます。このように、様々な方法で浮世絵を「体験」することは一生の思い出となることでしょう。
太田記念美術館とすみだ北斎美術館の御紹介
太田記念美術館、すみだ北斎美術館の簡単な紹介をします。
太田記念美術館は、東邦生命保険相互会社の社長を務めていた太田清藏氏（1893～1977）が蒐集した浮世絵コレクションを、広く大勢の方々に公開するために設立された私設美術館です。1977年に、銀座の東邦生命旧本社ビルで約２年間の浮世絵展示活動を続けた後、1980年に現住所の東京都渋谷区神宮前１丁目において、美術館を正式にオープンしました。
太田記念美術館のコレクションは約12,000点という膨大な浮世絵です。個人の浮世絵コレクションとしては世界有数と言えるでしょう。JR原宿駅から徒歩3分と至近距離にあるため、とても便利です。是非、一度、太田記念美術館に足をお運びください。
すみだ北斎美術館は2016年に開館した新しい美術館です。浮世絵師の葛飾北斎が長年住んだ場所が墨田区であることから、墨田区立の美術館として、墨田区亀沢に設けられました。この美術館では、北斎及び門人の作品を紹介するほか、北斎と「すみだ」との関わりなどを伝え、展覧会をはじめ様々な普及事業を行っています。また、区民の生涯学習の場、観光、産業への寄与など地域活性化の拠点、国内外に向けた情報発信と交流の場として美術館を活用しています。
所蔵・展示されるコレクションはピーター・モース・コレクション (The Peter Morse Collection)約600点、楢崎宗重コレクション約480点などです。なお、スタイリッシュなすみだ北斎美術館は世界的な建設家である妹島和世氏により設計されました。アクセスは都営地下鉄大江戸線「両国駅」より徒歩５分、JR総武線「両国駅」より徒歩９分と便利な場所にあります。是非、すみだ北斎美術館にも足をお運びください。
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