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東京で本物の浮世絵職人体験をしよう!

東京で本物の浮世絵職人体験をしよう!

東京の中心、歴史ある江戸城の近くに位置する神楽坂は、時間を超えたユニークな旅を提供します。神楽坂の近くに、日本最古(つまり、世界最古)の浮世絵工房があることはあまり知られていません。当社では江戸時代(1603-1868)に栄えた浮世絵という版画の工房体験を提供します

写楽

浮世絵制作の工程

浮世絵の制作には、画家、彫師、摺師という3種類の職人が関わります。まず画家がデザインを描き、次に彫師がそれを木版に彫り、最後に摺師が色を重ねて版画を制作します。このプロセスにより、大量生産が可能となり、庶民にも手が届く価格で販売されました。

高橋工房

技法の特徴

浮世絵の特徴は、複数色の印刷で、各色ごとに異なる木版を使用します。木版は精密に彫られ、色は層をなして重ねられ、豊かな色合いと深みが生み出されます。細線の繊細さや色の強弱も表現の幅を広げました。

文化的・歴史的意義

浮世絵は、当時の大衆文化を反映し、日常生活、風俗、風景、歌舞伎役者、美人画を描きました。これらの作品は庶民に広く愛され、江戸文化の発展に貢献しました。さらに、19世紀後半には、ジャポニズム運動を通じて西洋文化にも大きな影響を与えました。

浮世絵に描かれた芸者

体験プログラム

日本で最も古い浮世絵工房である高橋工房では、本物の浮世絵職人の指導のもと、自分だけの浮世絵の傑作を制作する体験ができます。一生の思い出となる魅力的な浮世絵制作の体験をしませんか?高橋工房は、160年以上の歴史を持つ日本で最も権威ある浮世絵工房です。元は「摺師」の家系であり、4代目からは「版元」の役割も担ってきました。過去には、浮世絵職人が天皇に技を披露したこともあります。このワークショップでは、実際の職人とともに本物の浮世絵制作体験を楽しむことができます。

高橋工房は、国際的に浮世絵を促進しています。ブリティッシュミュージアムでの「北斎展」に参加し、講演やデモンストレーションを行いました。また、アメリカのデトロイト美術館、フランスの「DENTO-HOUSE PARIS」展、イタリアの「ミラノサローネ2016」など、国際的に活動しています。

バレン

伝統的な印刷ツール「バレン」について

「バレン」は、浮世絵摺師にとって不可欠な道具で、伝統的な材料と技術を用いて精巧に作られています。職人は、厳選された竹の皮を細かい糸にして長い紐を作り、それをらせん状にしてバレンの芯を形成します。これを和紙で覆い、漆を何層にも塗り重ねてから、竹の皮で包みます。

摺師は、印刷の領域や技法に応じて、さまざまな種類のバレンを使用します。この伝統的でありながら洗練された道具は、その複雑なデザインと浮世絵制作における重要な役割で魅了します。

一人ひとりが、職人によって制作された本物の浮世絵版画(約20,000円相当)と、自分で制作した浮世絵が描かれた扇子を2つ持ち帰ることができます。

浮世絵の団扇

高橋工房では、葛飾北斎や歌川広重などの名匠による名作の浮世絵木版画も販売しています。これらの本物の版画は、職人の手によって山桜の木版と「越前生漉き奉書和紙」を使用して丁寧に再現されています。日本訪問のユニークな記念品として、これらの購入を検討してはいかがでしょうか?

神楽坂は浮世絵に描かれた歴史的な町です。高橋工房の近くにある神楽坂は、歌川広重の浮世絵作品の題材にもなっています。高橋工房での浮世絵制作体験の前後に、地元ガイドと共に神楽坂を散策してみませんか?

浮世絵に描かれた神楽坂

 

 

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