私は旅行が大好きですが、旅行に疲れることは大嫌いです。旅行は楽しむことが目的であり、旅行に疲れることが目的ではないと思います。しかし、旅行から帰ってきたら「旅行は楽しいけど、疲れるから嫌」という人が多いのではないでしょうか。旅行から帰ってきた次の日には疲れ果てて会社でグッタリすることはありませんか。
私は肉体的にも精神的にも旅行に疲れる原因に「大きな荷物」の存在があると考えています。といいますのも、何も持たない「身軽な恰好」で毎日散歩している人が「疲れた」を連発することはあまりないと思うからです。また、私自身が旅行先に荷物を送り、手ぶらで旅行をすると「とてもラク」に感じるからです。大げさではなく、圧倒的にラクです。
では、どうして、「大きな荷物」の存在が旅行に疲れる原因となるのでしょうか?以下に、旅行前、旅行中、旅行後の場面をそれぞれ思い起こしてみましょう。
まず、旅行前の荷物の準備です。キャリーバッグに自分や家族の衣服など旅行先で必要なものを詰めていきます。旅行先で何を着ようか、旅行先で何が必要だろうか、などいろいろ考え、どんどん荷物を詰めていくと、多すぎてキャリーバッグに入らなくなり、不必要と思われるものを取り出して、という作業を繰り返すことでしょう。そうすると旅行前から疲れ切ってしまいます。作業自体に肉体的に疲れるということもあるのでしょうが、「何を持って行くか、持って行かないか」を考えることにより、精神的に疲れるということもあると思います。人間は考えると疲れるものです。
JTBの調査(対象4,515人)では、「海外旅行の支度で苦になること」の1位は「荷物の準備」22%となっています。なお、2位が「休暇取得」16%、3位が「宿や交通機関の予約や手配」11%となっています。旅行前の荷物の準備がいかに「疲れる」ことか調査結果でも理解できると思います。
https://www.jtb.co.jp/myjtb/tabiq/pdf/20070309.pdf
また、星野リゾートと主婦向けサイト「シュフモ」の共同調査(子どもがいる女性3,969人を対象)では、「子連れ旅行の不安や心配な点、苦労したこと」で「着替えの準備」は39.0%と第3位となりました。なお、1位は「食事処での他の利用客への迷惑」49.3%、2位は「部屋での他の宿泊客への迷惑」39.2%と他人への迷惑を心配しています。
https://resemom.jp/article/2013/08/27/14961.html
旅行中、旅行後に続きます。
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