9月の日本旅程5日目(岩手県3日目)
(9月30日 木曜日)
目次
この日は事前計画通り、盛岡市内を散策し、小岩井農場に行きました。午前中は旅程通りに、盛岡中心市街循環バス「でんでんむし」で観光スポットを回りました。
「でんでんむし」は一周の所要時間35分の循環式で、右回り(赤色)と左回り(緑色)があります。運行は10-15分間隔です。盛岡駅発の右回りの運行時間は9:00-16:45です。左回りは右回りの5分後の運行(9:05-16:50)となります。一日フリー乗車券は大人350円、こども180円です。
今回、私は予定通り、左回りルートで廻りました。
1、盛岡城跡公園
(「でんでんむし」左回り 盛岡駅前9:05発 盛岡城跡公園9:11着)
盛岡城は公益財団法人日本城郭協会に日本100名城として選ばれていますが、天守閣などはなく、石垣のみです。日本の都市公園100選にも選ばれています。
2、桜山神社
(盛岡城跡公園内)
1749年に創建されました。烏帽子岩があります。
3、岩手銀行赤レンガ館
(桜山神社から徒歩4分)
1911年、辰野金吾・葛西萬司建築事務所の設計で旧盛岡銀行として建てられました。国の重要文化財です。辰野金吾は東京駅丸の内駅舎、日本銀行本店などの設計で有名な建築家です。岩手銀行赤レンガ館は外観も素晴らしいのですが、内部のインテリアも素晴らしいので、是非、内部の見学もしてみてください。
入場料:大人(16歳以上) 300円、小・中学生 100円
4、もりおか啄木・賢治青春館(旧第九十銀行本店本館)
(岩手銀行赤レンガ館から徒歩1分)
1910年、盛岡市出身の建築家の横濱勉の設計で建てられました。国の重要文化財です。特に内部を見学する必要はないと思いました。
5、紺屋町番屋、上の橋、岩手県公会堂、石割桜
(紺屋町番屋はもりおか啄木・賢治青春館から徒歩5分程度)
事前計画では紺屋町番屋と岩手県公会堂は少し離れていて見学は難しいと考えていましたが、見学する時間は十分ありました。
紺屋町番屋は大正2年(1913年)に盛岡消防団分団として建築され番屋として使用されていました。大正年間の木造洋風事務所建築の典型といわれています。ただし、改築工事中で見学できませんでした。
上の橋は慶長14年(1609)に中津川に架けられた橋です。国の重要美術品に指定されています。上の橋は紺屋町番屋から徒歩5分圏内でした。
岩手県公会堂は昭和天皇のご成婚を記念して1927年に建てられました。とても重厚な建物ですが、かなり老朽化を感じました。
石割桜は岩手県公会堂から徒歩3分程度でした。周囲21メートルの巨大な花崗岩を見事に割って桜が生えています。もちろん、9月には桜は咲いていません。国の天然記念物に指定されています。
6、盛岡八幡宮
(岩手県公会堂近くにある県庁市役所前から「でんでんむし」左回り乗車3分、盛岡バスセンター下車、徒歩10分)
南部流鏑馬神事で知られています。とても立派な神社でした。
7、啄木新婚の家
(盛岡八幡宮から盛岡バスセンターまで徒歩10分、「でんでんむし」左回り乗車12分、啄木新婚の家口下車、徒歩1分)
新婚の石川啄木が3週間ほど暮らした家で、現存する盛岡唯一の武家屋敷です。石川啄木の各種資料があります。石川啄木がとても小さな部屋で住んでいたことが分かりました。
入場料:無料
8、盛岡駅
(啄木新婚の家口から「でんでんむし」乗車 盛岡駅前下車:乗車時間10分、若しくは啄木新婚の家から徒歩13分)
9、小岩井農場
(小岩井農場まきば園下車すぐ)
入場料:大人800円、こども300円
営業時間:平日 9:00-16:00、土日祝 9:00-17:00
小岩井農場は1891年(明治24年)に開設されました。
昼食後、午後は旅程通りに盛岡駅前から13:45発のバスで「小岩井農場」に向かいました。結論から言うと、小岩井農場を十分楽しむには出発時間が遅すぎました。小岩井農場はもう少し余裕を持って行く場所でした。ただ、私は古い農場が好きなので、楽しむことができました。
https://edokagura.com/2021/09/13/bestrouteinsepday5pm/
上丸牛舎構内に建つ多くの建物が国の重要文化財に指定されています。時間が無かったので、私はすぐに上丸牛舎に向かいました。途中で狸らしき動物が目の前を横切ったので驚きました。かわいい子牛など多くの牛を間近で見ることができました。
食事編は明日、投稿します。
(注:文中に掲載している交通機関の出発・到着時間や料金、入場料などはBLOG執筆時のものです。今後変更する可能性がありますので、旅行に行く際にご自身でご確認ください。)