9月に旬を迎える魚介類を日本全体とトップ3にランクされる都道府県に分けてご紹介します。なお、旬は天候変動による水揚げ状況により、地域によっても、年によっても異なる可能性があるため、あくまでも参考データとして考えてください。
9月に旬を迎える魚介類は調査した87種類の中で22種類と一年間で最も少なくなります。順不同で22種類の魚介類を列挙しますと以下の様になります。
魚類
甘鯛、いなだ（はまち）、いぼだい（えぼだい）、鰯、鰹、鰈（かれい）、かんぱち、鮭、秋刀魚、しまあじ、シラス、太刀魚、にぎす、ほっけ、マグロ、室アジ（むろあじ）
貝類
鮑（あわび）
その他魚介類
スルメイカ、いくら、車海老、毛蟹、昆布
9月に旬を迎える魚介類の種類・漁獲量が多い都道府県は1位が長崎県と北海道（7種類の魚介類）、3位が岩手県と宮城県（6種類）となり、長崎県が3カ月連続の1位となりました。なお、4位は青森県、静岡県、兵庫県、愛媛県、高知県（4種類）となります。以下、上位3位までの都道府県でどのような魚介類が旬を迎えるのかを列挙します。
長崎県では、以下の7種類。
魚類が、甘鯛、いなだ（はまち）、いぼだい（えぼだい）、鰯、太刀魚、室アジ（むろあじ）
その他魚介類が、スルメイカ
北海道では、以下の7種類。
魚類が、いなだ（はまち）、鰈（かれい）、鮭、秋刀魚、ホッケ
その他魚介類が、スルメイカ、昆布
岩手県では、以下の6種類。
魚類が、いなだ（はまち）、鮭、秋刀魚
貝類が、鮑
その他魚介類が、スルメイカ、昆布
宮城県では、以下の6種類。
魚類が鰯、鰹、鮭、秋刀魚、マグロ
貝類が、鮑（あわび）
なお、いくら、毛蟹は漁獲量の統計がないため都道府県別のランキングには入れていません。
9月に新しく旬の魚介類として入ってきたのが、秋の味覚の代表格である鮭と秋刀魚です。どちらも北海道が漁獲量1位となります。鮭も秋刀魚も個人的に大好きな魚なのですが、近年、秋刀魚の不漁が続いていることが残念です。
なお、9月に食べることができる長崎県の郷土料理は季節性がないため割愛させていただきます。「7月に食べることができる長崎県の郷土料理」でご紹介したように、長崎県の郷土料理である「卓袱（しっぽく）料理」、「具雑煮」、「御当地人気料理特選」に選ばれた「ちゃんぽん・皿うどん」と「佐世保バーガー」は全て年中食べることができます。
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