9月の日本旅程4日目(岩手県2日目 食事編)
(9月29日 水曜日)
目次
1、朝食
高田松原津波復興祈念公園内にある「道の駅 高田松原」には「まつばら食堂」と「たかたのごはん」の2軒の食堂があります。「たかたのごはん」はお休みでしたので、「まつばら食堂」で遅めの朝食を食べました。食べたのは、「海鮮丼セット」です。「海鮮丼セット」には広田湾を中心とする陸前高田の近海で獲れた魚介類を使った海鮮丼と広田湾で獲れた「茎わかめ」のワサビ漬けと「めかぶ蕎麦」がついています。
感動するほどのおいしさではないにしても、道の駅で提供する「海鮮丼セット」としては十分満足できる美味しさでした。高田松原津波復興祈念公園に行かれた際にはお勧めの店です。ただし、時間があるなら、陸前高田駅周辺の飲食店で食べたほうがいいと思います。
https://edokagura.com/2021/09/11/bestrouteinsepday4/
2、昼食
陸前高田市で絶対に食べたかったのは、全国漁業協同組合連合会が選ぶ岩手県の夏の「プライドフィッシュ」である「陸前高田のエゾイシカゲ貝」でした。陸前高田駅横の陸前高田市観光物産協会で聞いてみますと、「旬味旬彩 鮨まつ田」で「エゾイシカゲ貝」を出しているとのことでした。
「旬味旬彩 鮨まつ田」はまだ開店して1年ほどの新しい寿司屋です。仙台で修行してきた大将が地元の陸前高田で開店しました。「地魚丼」があったので、注文し、追加で「エゾイシカゲ貝」の寿司を頼みました。「地魚丼」には鰆、鰹、鰤(ぶり)、サーモン、穴子などの地魚が入っていました。本来、北陸など南西地域で獲れる鰆や鰤が海水の温暖化の影響で、陸前高田でもよく獲れるそうです。とても美味しい地魚丼でした。
「エゾイシカゲ貝」は最高の美味しさでした。食感がぷりぷりとしており、噛めば噛むほど甘さがでてくる最高の貝でした。エゾイシカゲ貝は陸前高田で獲れるのですが、多くは東京の高級料亭や高級寿司屋などに出荷され、地元の人はあまり食べられない貝のほうです。ただし、陸前高田の寿司屋では「鮨まつ田」以外でも出していましたので、エゾイシカゲ貝を食べることができるでしょう。エゾイシカゲ貝を東京で食べるのもいいですが、地産地消の観点から陸前高田で食べるのが一番いいと思います。
3、クラフトビール
「陸前高田 発酵パーク CAMOCY」内にある小さな醸造所「陸前高田マイクロブルワリー」でクラフトビールを飲みました。とても小さな醸造所ですが、とても美味しいビールを飲むことができました。陸前高田に行く際には、是非、飲んでみてください。CAMOCYも光が差し込む明るい施設で、とても好感度が高かったです。
4、夕食
作った旅程の予定通りに、盛岡の焼き肉店で「盛岡冷麺」を食べました。盛岡冷麺は農林水産省が選んだ「御当地人気料理特選」です。
「盛岡冷麺」を食べた店は盛岡駅前の「盛楼閣(せいろうかく)」です。食べログ百名店に選ばれています。私が行った日も多くのお客さんで混んでいました。焼肉も冷麺もとても美味しかったです。特に、タン塩は肉厚で美味しい最高のタンでした。冷麺は一般的な冷麺よりも麺が太く食べ応えがありました。冷麺のスープも全部飲み干せるくらい美味しかったです。
(注:文中に掲載している交通機関の出発・到着時間や料金、入場料などはBLOG執筆時のものです。今後変更する可能性がありますので、旅行に行く際にご自身でご確認ください。)