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11月の日本旅程2日目(長崎県2日目)

11月の日本旅程2日目(長崎県2日目)

(11月16日 火曜日)

 

目次

1、亀岡神社

2、平戸城

3、田平天主堂

4、九十九島

 

1、亀岡神社

長崎・福岡旅行の2日目の早朝に平戸市に行きました。私が乗ったバスは以下の通りです。

京町7:43発 Q9平戸口桟橋経由平戸桟橋行 猶興館高校入口9:08着 運賃1,450円

佐世保市から平戸市までの移動に約1時間半かかります。旅行1日目の際に投稿しましたが、長崎市から佐世保市も移動時間が長いです。同じ長崎県ですが、長崎県内の移動はとても大変です。

猶興館高校入口のバス停で下車し、平戸城に向かう道の途中に亀岡神社があります。亀岡神社は松浦藩主を祀った神社で、平戸城の本丸跡に鎮座しています。私が訪問した際は誰もおらず、静かな境内が魅力的な神社でした。

亀岡神社

亀岡神社

本殿や拝殿は国の有形文化財です。

亀岡神社

 

2、平戸城

亀岡神社を出て平戸城に向かいました。平戸城は平戸藩の松浦氏の居城でした。日本100名城にも選ばれています。

平戸城

現在の平戸城は1962年に復元された鉄筋コンクリート製なので、文化財に指定されていません。しかし、今年4月に大規模改修後のリニューアルオープンしたばかりで外装、内部ともとても綺麗です。

平戸城

平戸城

平戸城最大の魅力は天守閣からの眺望にあるでしょう。入り組んだ海岸線や平戸オランダ商館、平戸大橋などを見ることができます。

平戸城

平戸城

平戸城

現在の平戸オランダ商館は復元されたものです。33年間の短い期間でしたが、1641年に長崎出島へ移設されるまで、平戸は江戸幕府に貿易を許可されていました。江戸時代以前に遡ると1550年にはポルトガル商船が初めて入港し、同年、イエズス会のフランシスコ・ザビエルも平戸を訪れています。天然の良港として平戸は約90年間、日本の貿易拠点として栄えました。

入場料:大人520円、高校生310円、小中学生200円

なお、平戸城懐柔櫓には1日1組限定で宿泊ができます。ただし、一泊最大60万円(消費税、サービス料、食事料金、体験メニュー別)と超高額です。お城の宿泊にご興味ある方は是非宿泊してみてください。

 

3、田平天主堂

平戸城を出て、徒歩約10分の平戸市役所前からバスで田平(たびら)天主堂へ向かいました。私が利用したバスは以下の通りです。

平戸市役所前10:11発 A9平戸口経由佐世保駅前行 小手田10:25着 運賃310円

小手田バス停から田平天主堂まで徒歩20分程度かかります。田平天主堂まで緩やかな丘を登っていくのでかなり疲れます。

田平天主堂は1918年(大正7年)に建立されました。世界遺産「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」には含まれませんが、関連資産として国の重要文化財となっています。レンガ造りの素晴らしい外観の教会です。しかし、内部の見学はできません。

田平天主堂

田平天主堂

田平天主堂の問題はトイレがないことです。正確に言えば、トイレはあるのですが、信者の方のみ使用可能で見学者は使用できません。見学者は田平天主堂から徒歩10分程度の距離にある「たびら昆虫自然園」のトイレを借りるしかありません。田平天主堂の周辺は田園地帯でトイレ建設の場所はいくらでもあるので、トイレを建設したほうがいいと思います。なお、田平天主堂の駐車場は広く、多くの車を無料で駐車できます。

なお、田平天主堂の見学は事前連絡が必要です。ただし、先述のように、事前連絡をしても教会内部の見学はできません。様々な点で旅行者にはとても不便な教会です。

 

4、九十九島

田平天主堂の見学後、徒歩約20分の西田平駅へ行き佐世保市へ戻りました。私が乗車した電車は以下の通りです。

西田平駅11:22発 松浦鉄道 佐世保行 佐世保中央駅12:36着 運賃1,230円

西田平駅

西田平駅

松浦鉄道は旧国鉄特定地方交通線の西九州線を運営している第三セクター鉄道事業者です。MRと呼ばれています。

松浦鉄道はワンマン列車なので、乗車方法には注意が必要です。進行方向の後ろ側のドアから乗り、前側のドアから降ります。西田平駅には乗降の仕方についてポスターが貼っていましたが、日本語のみでした。なお、西田平駅は無人駅です。

松浦鉄道

佐世保中央駅で下車し、昼食を食べた後、佐世保観光の目玉である九十九島(くじゅうくしま)へ行きました。

九十九島湾は複雑に入り組んだリアス海岸と大小208の島々からなる景勝地です。「数えきれないほどたくさんの島」という意味で九十九島と呼ばれています。1955年に西海国立公園に指定されましたが、国の特別名勝や名勝には選ばれていません。私は九十九島からの景色は国の特別名勝や名勝に指定されている多くの観光地よりも美しいと思ったので不思議です。

なお、九十九島湾は2018年に「世界で最も美しい湾クラブ」に国内5例目として加盟しました。他は松島湾(宮城県)、富山湾(富山県)、駿河湾(静岡県)、宮津・伊根湾(京都府)です。私は9月に松島湾、10月に宮津・伊根湾を訪問しましたので、3カ月連続で「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟している湾を見学することができました。

九十九島を見るための展望台はいくつかあります。私は「展海峰(てんかいほう)」と「石岳(いしだけ)」から九十九島を見ました。

まず「展海峰」に行きました。私が利用したバスは以下の通りです。

京町12:58発 G7西小島・赤崎経由展海峰行 展海峰13:31着 運賃520円

展海峰のバス停下車すぐの場所に展海峰展望台があります。

展海峰展望台

展海峰展望台

展海峰展望台

展海峰展望台

展海峰展望台

ほぼ終わりかけでしたが、展海峰にはコスモス畑もありました。2021年は10月中旬から11月初旬がコスモスの見ごろだったようです。

展海峰

展海峰の次に石岳展望台にバスで行きました。私が利用したバスは以下の通りです。

展海峰13:53発 C2西小島・大宮経由木場入口行 動植物園前14:07着 運賃290円

動植物園前のバス停から石岳展望台まで徒歩15分程度強かかります。石岳展望台は映画「ラストサムライ」冒頭に出てくる島々の風景を撮影された場所です。展海峰からの景色と同様に美しい景色を見ることができました。なお、私は10月に「ラストサムライ」のロケ地であった兵庫県の書寫山圓教寺に行ったので、「ラストサムライ」に縁がある2か所の観光地に偶然行くことができました。

石岳展望台

石岳展望台

石岳展望台

なお、「ラストサムライ」の冒頭シーンは石岳展望台から撮影した夕焼け色に染まった九十九島です。私も夕方に石岳展望台へ行こうと思ったのですが、夕方は曇りの予報でしたので早めに行きました。

石岳展望台から佐世保市内への帰路は困りました。バスが2時間に一本ほどしか運行しておらず、石岳展望台から帰れないのです。ちなみに、私が石岳展望台を出たのは15時前でした。動植物園前のバス停から佐世保駅に向かうバスの出発時間は16:03でしたので、1時間以上も待ち時間がありました。仕方ないので、佐世保駅まで歩いて帰ることにしました。距離は約6km、70分ほどかかりました。

佐世保駅までの帰路で、神社の鳥居の中に米軍基地の入り口の看板がありました。かなり珍しい組み合わせなのではないでしょうか?

米軍基地

なお、石岳展望台からバスの待ち時間が長いのであれば、「九十九島動植物園 森きらら」へ行くのはいかがでしょうか。私は迷ったのですが、動植物に興味が無かったので行きませんでした。動植物に興味ある方は待ち時間にちょうどいいのではないかと思います。

夕食後に佐世保港に行きました。夜景が綺麗でした。

sasebo

 

 

(注:文中に掲載している交通機関の出発・到着時間や運賃、入場料、食事の料金などはBLOG執筆時のものです。今後変更する可能性がありますので、旅行に行く際にご自身でご確認ください。)

 

 

 

 

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