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11月の日本旅程3日目(福岡県1日目)

11月の日本旅程3日目(福岡県1日目)

(11月17日 水曜日)

 

目次

1、善導寺

2、有馬家霊屋(たまや)

3、竈門(かまど)神社

4、太宰府天満宮

 

1、善導寺

長崎・福岡旅行3日目は長崎県から福岡県へ移動しながら観光スポットに寄りました。まず、朝に佐世保駅を出発し、福岡県久留米市の善導寺へ向かいました。私が乗った電車は以下の通りです。

佐世保駅8:06発 JR特急みどり6号 博多行 鳥栖9:30着

鳥栖9:41発 JR鹿児島本線区間快速 荒木行 久留米9:47着 

久留米10:14発 JR久大本線 日田行 善導寺10:33着

合計運賃3,120円(特急券含む)

 

JR九州

JR九州

いつも乗車するときに思うのですが、JR九州の特急列車の車両はとてもかっこいいです。マークもかっこいいので、いいデザイナーがいるのでしょう。なお、私が乗車した787系は1993年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しました。1992年営業運転開始ですが、古臭さを感じさせないデザインが素晴らしいです。

善導寺駅は木造のとてもレトロな駅でした。写真は逆行で青がかかっています。善導寺は善導寺駅から徒歩15分程度です。

善導寺駅

善導寺は1208年に聖光上人(鎮西上人)が開山したと伝えられる浄土宗大本山の寺院です。聖光上人は浄土宗の宗祖である法然上人の弟子です。筑前国(現在の北九州市)出身でした。

国の重要文化財は本堂、大門、大庫裏など8棟もあります。大門は1651年の建立で善導寺最古の建造物となります。

善導寺

善導寺

善導寺

2本の大楠は聖光上人が植樹されたと伝えられる樹齢800年の大木です。高さは約40mあります。写真では伝わらないかもしれませんが、実物はまさに大木です。大楠

筑紫箏(つくしごと)の創始者である賢順(けんじゅん、1534年? – 1623年?)は善導寺の僧でした。そのため善導寺の境内に筝曲(そうきょく)発祥の地の碑があります。

筝曲(そうきょく)発祥の地の碑

善導寺は歴史ある寺ですが、観光客らしき人は私以外おらず、地元民の信仰を集めているのだと思いました。境内はとても静かで心穏やかになれました。

 

2、有馬家霊屋(たまや)

善導寺を出て、善導寺駅から久留米駅へ向かいました。私が乗った電車は以下の通りです。

善導寺駅11:25発 JR久大本線 久留米行 久留米11:42着 運賃280円

久留米駅には博多駅と湯布院・別府駅を結ぶ「ゆふいんの森」が停車していました。「ゆふいんの森」もかっこいいですね。

ゆふいんの森

久留米駅についてから徒歩5分ほどの有馬家霊屋(たまや)へ行きました。有馬家霊屋は久留米藩主有馬家の菩提寺である梅林寺(ばいりんじ)境内にあります。梅林寺は禅宗の一派である臨済宗の古刹です。有馬家霊屋5棟は国の重要文化財です。

有馬家霊屋

有馬家霊屋

有馬家霊屋

有馬家霊屋

有馬家霊屋

私が訪問した日は銀杏などの紅葉が見事でした。梅林寺にはお墓参りの家族が一組いただけで、禅宗らしい静かな寺でした。境内の散策はお勧めです。

梅林寺

梅林寺

梅林寺

 

3、竈門(かまど)神社

久留米市内で昼食を食べた後に、大宰府へ向かいました。私が乗った電車は以下の通りです。

西鉄久留米駅13:31発 西鉄天神大牟田線急行 西鉄福岡行 西鉄二日市駅13:53着

西鉄二日市駅13:56発 西鉄太宰府線 太宰府行 大宰府駅13:59着

合計運賃560円

大宰府駅に到着後、すぐに竈門(かまど)神社に向かいました。

西鉄太宰府駅14:03発 内山行 内山14:11着 運賃100円

内山のバス停を降りると竈門神社まで歩いてすぐです。

竈門神社は創建以来1350年を越える長い歴史があります。大宰府の鬼門除けの役割を果たしてきました。最澄や空海など遣隋使、遣唐使が大陸へ渡る前に航海の安全や目標達成のために祈りを捧げました。

竈門神社

竈門神社

竈門神社は「鬼滅の刃」の竈門炭次郎の名字と同じ竈門であることや大宰府の鬼門除けとしての役割が竈門炭次郎の鬼退治と似ていることなどから、「鬼滅の刃」の舞台なのではないかと言われ、訪問客が多くなっています。また、江戸時代初期の剣客「夢想権之助」も竈門神社境内に祀られていることも「鬼滅の刃」のイメージに合うでしょう。私が訪問した時も平日ではありましたが駐車場は満車、バス待ちの大行列など大混雑でした。また、梅林寺同様、紅葉が綺麗でした。

夢想権之助

夢想権之助

竈門神社

竈門神社

花手水(ちょうず)も綺麗でした。

竈門神社

 

4、太宰府天満宮

竈門神社から太宰府天満宮へバスで向かおうとしましたが、大混行列でしたので、歩いて向かいました。徒歩20分くらいかかりますが、下り道なのでそれほど苦になりませんでした。

太宰府天満宮に近づくと左側に「お石トンネル」という近道がありますので、このトンネルを通ると便利です。

お石トンネル

「お石トンネル」を抜けると左側に天開稲荷があります。天開稲荷の紅葉もっ綺麗でした。

天開稲荷

太宰府天満宮は菅原道真公をお祀りする全国約12,000社の総本宮です。太宰府天満宮は有名過ぎるので特に説明はいらないと思います。本殿や志賀社は国の重要文化財です。安土桃山時代の1591年に小早川隆景により再建された本殿よりも古い室町時代の1458年に再建された志賀社はこじんまりとしています。志賀社は誰にも見向きもされないのが残念です。

太宰府天満宮

太宰府天満宮

太宰府天満宮の楼門の脇で菊花展が開催されており、2022年の寅年の「寅」の文字と虎の絵が菊で作られていました。コロナ禍が収束し、「寅年が良い年でありますように」、切に願います。

太宰府天満宮

太宰府天満宮

太宰府駅からバスに乗り、博多に行きました。私が乗ったバスは以下の通りです。

大宰府駅16:00発 博多駅行 博多バスターミナル16:40着 運賃610円

乗車したバスは太宰府ライナーバス「旅人」という名で太宰府天満宮の絵がラッピングされていました。

太宰府ライナーバス「旅人」

 

 

(注:文中に掲載している交通機関の出発・到着時間や運賃、入場料、食事の料金などはBLOG執筆時のものです。今後変更する可能性がありますので、旅行に行く際にご自身でご確認ください。)

 

 

 

 

 

 

 

 

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