鹿児島の魅力に深く触れることができた充実した旅
目次
1:昼食(ラーメン)とデザート(かき氷)
2:仙巌園
3:路面電車と城山ホテル
4:夕食とバー
5:昼食(うな丼)
6:鹿児島県庁訪問
7:夕食(山形屋食堂)
8:飛行機と空
1:昼食(ラーメン)とデザート(かき氷)
鹿児島に当社サービスの御説明を行うため、鹿児島県庁や宿泊施設に行ってきたので、その際の食事や訪問場所を投稿します。
鹿児島空港に到着し、バス乗り場へ向かうと「おやっとさぁ」という足湯があります。「おやっとさぁ」は鹿児島弁で「お疲れさま」「ご苦労さま」という意味です。足湯前には木彫りの西郷隆盛があります。なお、空港に足湯があるのは鹿児島空港、大分空港などわずかです。
鹿児島市内へ行き、予約していたホテルにチェックイン後、近くのラーメン屋「ラーメン小金太」に行きました。「ラーメン小金太」は食べログで3.66得点を獲得している鹿児島全体で1位のラーメン店です。さぞ大行列だろうと覚悟をしていたのですが、意外に並ばずに入れました。
鹿児島ラーメンは店舗によって差がありますが、豚骨をベースにした半濁スープにストレート麺が特徴です。同じ豚骨スープを基本にする博多ラーメンのスープはより白色が目立ち、鹿児島ラーメンは茶系のスープであるように思います。
「ラーメン小金太」では「豚骨入りラーメン」と「半チャーハン」を注文しました。「豚骨」自体が鹿児島の郷土料理です。「豚骨入りラーメン」は初めて食べましたが、スープと麺との相性も良く、感動的な美味しさでした。
その後、「ラーメン小金太」の近くにある「天文館むじゃき」でかき氷「白熊」を食べました。全国的に有名なかき氷「白熊」は「天文館むじゃき」が発祥の店です。店の外に「白熊」生誕74周年と出ていました。「白熊」はレーズンを目と口に、チェリーを鼻にデザインしたかき氷です。あまり「白熊」に似ているわけではないですが、味はとても美味しく、人気が高い理由が分かりました。
2:仙巌園
鹿児島を代表する飲食店である「ラーメン小金太」と「天文館むじゃき」をはしごしてから、バスで仙巌園へ行きました。仙巌園は元島津家別邸で、国の名勝に指定されています。桜島を借景とする庭園となっており、私が訪問した日も素晴らしい景色を眺めることができました。
仙巌園では家屋内を無料でガイドしてくれます。詳細なガイドでとても勉強になりました。仙巌園の各部屋はとても素晴らしく、大満足の訪問となりました。
なお、仙巌園の中にある反射炉は世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産となっています。
3:路面電車と城山ホテル
鹿児島市内には路面電車が走っています。日本には路面電車を運行する会社が18事業者あります。路面電車が走る街には特有の風景があり、私はそれが大好きです。路面電車の速くない速度が効率ばかりを求めてきた街の風景に潤いをもたらせているからかもしれません。
城山ホテル鹿児島を訪れて、「ザ・ラウンジ・カサブランカ」でクラフトビールを飲みました。訪問時間が17時を過ぎていたため、ちょうどハッピーアワー(17:00~19:00:ドリンク半額)でした。桜島の素晴らしい風景を眺めながら、冷房が効いた高級ホテルのラウンジで呑んだクラフトビールは最高でした。なお、城山ホテル鹿児島はクラフトビールを「城山ブルワリー」で自社製造しています。10:00〜17:00の時間帯にビール工場見学もできます。
「ザ・ラウンジ・カサブランカ」の外には、米大リーグで大活躍を続ける大谷翔平選手が所属するエンジェルスでホームランを打った後に被る兜が展示されています。その兜は、鹿児島県薩摩川内市の「丸武産業」という会社が制作したものです。
なお、城山ホテル鹿児島は食品ロス削減など様々な活動による持続可能な地域社会の実現を目指しており、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。当社サービスとの親和性が高いことから、この日の翌日に意見交換をさせて頂きました。ありがとうございました。
4:夕食とバー
城山ホテル鹿児島から市内へ戻り、宿泊したホテルに教えてもらった「市場食堂」で夕食を食べました。「市場食堂」という名前から、かなり大衆的な寿司屋かと思ったのですが、かなり老舗の本格的な寿司料理店でした。地元の客たちで、ほぼ満席でした。鹿児島の郷土料理を多くそろえており、私は薩摩焼酎を飲みながら、「キビナゴ刺」、「首折れサバ刺」、「さつま揚げ」、「地鶏刺」を注文して食べました。全てが絶品で大満足で店を後にしました。
その後、「バー スティンガー (BAR STINGER)」で美味しいカクテルを飲みました。「スティンガー」は食べログの百名店で、高得点の3.69を獲得しているバーです。全国のバーテンダーコンテストで上位入賞をしている女性バーテンダーが素晴らしいカクテルを作ってくれます。常連客との話も盛り上がり、一見客の私でもとても楽しい時間を過ごせました。
やはり、鹿児島は美味しい料理と美味しいお酒が揃っており、人も優しくとても好きな街です。
5:昼食(うな丼)
翌日、午前中に城山ホテル鹿児島でミーティングをしてから、「うなぎの末よし」で鹿児島産の鰻丼を食べました。「うなぎの末よし」は大人気店で私は11時前に店に到着した時は既に大行列ができていました。
「うなぎの末よし」の鰻丼は鰻をご飯の上とご飯の中に入れるタイプです。鰻をご飯の中に入れるタイプは大阪など関西では「まむし」とも言います。身が柔らかくとても美味しい鰻丼でした。行列ができるのも理解できました。
なお、鹿児島県は鰻の生産量(養殖)において日本全体で41%のシェアがある一位の県です。2022年における生産量は7,858トンと2位愛知県の4,205トン、3位宮崎県の3,574トン、4位静岡県の2,365トンを大きく引き離しています。
6:鹿児島県庁訪問
昼食に満足した後、鹿児島県庁を訪問し、当社サービスにつき意見交換をさせて頂きました。鹿児島県庁でもアクセシブルかつサステナブルツーリズムにつながる当社サービスを高く評価していただき、鹿児島県観光連盟までご紹介くださいました。誠にありがとうございました。
鹿児島県庁のエントランス近くには動かないエスカレーターがあり、その上には薩摩焼酎の空き瓶がずらりと並んでいます。節電の取り組みとしてエスカレーターを止め、そのスペースを薩摩焼酎の空き瓶で彩るという独特なアイディアが取り入れられています。とてもユニークな取り組みだと感じました。
また、鹿児島県庁の18階にある展望ロビーは無料で利用でき、桜島を一望することができます。私が訪れた日は残念ながら曇っていましたが、晴れた日にはその絶景が最高だそうです。まさに穴場スポットです。
7:夕食(山形屋食堂)
各種ミーティングが終わった後、鹿児島県観光連盟の方からのご紹介で、鹿児島県で唯一のデパート「山形屋」にある「山形屋食堂」を訪れ、鹿児島市民のソウルフードとされる「焼きそば」を頂きました。山形屋の焼きそばは「あんかけかた焼きそば」という固い麺のタイプで、私が選んだメニューには驚くほどの量が盛られていました。訪問した時間は早かったにも関わらず、店内は多くの客で賑わっており、大多数の人々がこの焼きそばを頼んでいました。
スタッフから「三杯酢をかけて食べると良い」とのアドバイスを受け、実際にかけて味わいました。他の地域の「あんかけかた焼きそば」、例えば長崎皿うどんと比較しても大きな違いは感じられなかったものの、この焼きそばには特有のほっとする味わいがあり、非常に満足しました。なお、鹿児島空港にも「山形屋食堂」はあります。
「山形屋食堂」で大満足の「焼きそば」を食べ、鹿児島空港へ行きました。鹿児島空港では「大空食堂」で薩摩焼酎と鹿児島郷土料理の「キビナゴの唐揚げ」、「豚骨」を食べました。どちらもかなりレベルが高い料理でした。「大空食堂」は空港内レストランではありますが、焼酎がとても安く飲めます。さすが、焼酎大国鹿児島の空港レストランです。
8:飛行機と空
仕事が主目的の鹿児島訪問でしたが、その他の観光や食事も存分に楽しめ、非常に満足した旅となりました。飛行機から見た空がとてもきれいで、思わず撮影してしまいました。
また、私が乗った飛行機が「鬼滅の刃ジェット」で、機内放送の案内が鬼滅の刃の声優によって行われており、そのサプライズに驚きの声が機内から上がっていました。